風神Радар

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風神Радар

ずっとTwitterとTelegramで情報収集していたものを、こちらにもまとめていく 主にウクライナ軍参謀本部と空軍のレポートの月次集計を行う シャヘドやミサイルの飛行ルートの可視化もやってます

最近の記事

2024年9月ウクライナ参謀・空軍レポート集計と総評

参謀レポート 赤色→1000人超え 黄→平均値以上 水色→イランからのIL-76TD 以下の項目は前月比 ・人員 +1280人 ・戦車 +100両 ・兵員輸送車 +192両 ・大砲 ▲320門 ・補給と車両 ▲244ユニット 空軍レポート 赤色→全土警報計8回 黄色→平均値以上 以下、撃墜/発射数(撃墜率) ・シャヘド 1107/1301機(85.08%) ・X-101/555 17/20発(85%) ・カリブル 0/0発 ・イスカンデルM/KN-23 9/64発(14

    • 2024/9/20ウクライナへの大規模シャヘド攻撃の可視化

      19日2103、攻撃の開始クルスク(ハリノ飛行場)からの発射 スムイ地域: ロムニーに2機、南西へ 2126 チェルニヒウ地方: ネージンに2機、西へ 2機がネージン、プリルキ入り、西へ向かっている 2151 ポルタヴァ地方: スムイから4機、ミルゴロドに入り、南西へ キーウ地方: 3機、ブロバリーとボリスピルに入る 2216 ハルキウ地方: ボホドゥヒフに3機、西へ ポルタヴァ地方: ミルゴロドに1機、西へ スムイ地方: ロムニーに1機、西へ チェルニヒウ地方: プリ

      • 2024/9/7急増したシャヘド

        また少しシャヘドについて考察しようと思う まずは直近3ヶ月に使用された数と撃墜数 撃墜/発射数 6月→310/328機 7月→347/427機 8月→656/790機 そして今月→164/220機 6月1日から9月6日まで合計すると、1477機/1765機になる。 次に2023年の同期間を比較してみようと思うが、残念ながらこの頃は発射数を記録していないので撃墜数のみになる。 撃墜数 6月→157機 7月→199機 8月→149機 9月1日~6日→60機 これらも合計すると

        • 2024/9/4ウクライナへのミサイル攻撃の可視化

          2227攻撃の開始 北東からシャヘドの発射、スムイ(ショストカ)を通過し、西へ移動する 2244 ショストカを2機通過、西へ 4機スムイを通過し、西へ 1機アフトゥイルカを通過し、南へ 0011 チェルニヒウ(ネージン)を1機通過、西へ 1機、コノトップへ向かう 新たな2機がスムイ(レベディン)へ向かう 0030 チェルニヒウとスムイの堺に8機、シャヘドとデコイであるガーベラも飛行している 0057 3機、ネージンを通過し、キーウ方面へ 4機がロムニーからポルタヴァ

        2024年9月ウクライナ参謀・空軍レポート集計と総評

          2024年8月ウクライナ参謀・空軍レポート集計と総評

          参謀レポート 赤色→1000人超え 黄→平均値以上 水色→イランからのIL-76TD 以下の項目は前月比 ・人員 +1410人 ・戦車 ▲118両 ・兵員輸送車 ▲62両 ・大砲 ▲25門 ・補給と車両 ▲40ユニット 空軍レポート 赤色→全土警報計6回 黄色→平均値以上 以下、撃墜/発射数(撃墜率) ・シャヘド 656/790機(83.03%) ・X-101/555 85/85発(100%) ・カリブル 28/28発(100%) ・イスカンデルM 3/59発(0.05

          2024年8月ウクライナ参謀・空軍レポート集計と総評

          2024/8/29ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          28日2249攻撃の開始 南からシャヘドの発射 占領地ヘルソンを通過、西へ向かう 2300クルスク、ハリノ飛行場からの発射 スムイを通過し、西へ 2311 4機、ヘルソンからミコライウへ チェルニヒウの北に1機、西へ 2325 ヘルソンからミコライウに5機 ドネツクからドニプロ(シネルニキフカ)へ数機 スムイに4機、南西へ チェルニヒウの1機が南西へ向かう 2334 新たなシャヘドがスムイ(コノトップ)へ向かう 2352 スムイに8機、南西へ チェルニヒウの1機

          2024/8/29ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          8月のシャヘド使用状況についての考察

          今月、現時点でのシャヘドについて、コヴァレンコ氏をもとに個人の考察 まずは8月の今日時点までの撃墜数と飛来数について書こう 撃墜/発射数→560/646機(86.68%) 次に先月、7月分の同期間を見てみよう 撃墜/発射数→269/320(84.06%) 撃墜率はほぼ一緒だが、発射数に2倍の差をつけている。 コヴァレンコ氏の考察 以前、コヴァレンコ氏は、今月においてシャヘドの発射数が記録的なものになる可能性は低いと考察していた。しかし、あくまで考察なので、誰しもがこのよう

          8月のシャヘド使用状況についての考察

          2024/8/26ウクライナへの大規模空襲

          25日1824~2359にスムイへ立て続けに空爆 1824 スムイへ空爆 1839 スムイへ空爆 1846 スムイ国境へ空爆 2319 スムイ国境へ空爆 2336 ハルキウ(チュグエフ)へ弾道ミサイル 2338 スムイ国境へ空爆 2359 スムイ(ショストカ)へ空爆 26日0301シャヘドの発射 チェルニヒウを通過し、西へ8機向かう(ヴィシュゴロド方面) 4機がスムイを通過、西へ ポルタヴァに3機、南西へ Tu-95MS離陸の観測 0430 11機のTu-95MSが

          2024/8/26ウクライナへの大規模空襲

          2024/8/22コヴァレンコ氏による分析

          情報レジスタンス、コヴァレンコ氏によるウクライナ戦争開始から2024年8月20日まで使用された兵器の数と迎撃について ※この記事はコヴァレンコ氏の記事を翻訳して引用しています※ ロシアの全面的な侵攻が始まって以来、ロシア軍はウクライナに対して合計9627発のミサイルを発射した。そのうち2857発は防空部隊によって撃墜された。ドローンに関しては、13997機発射され、9792機が撃墜された。民間施設には5197発のミサイルと、1022機のドローンが飛来し、軍事施設には199

          2024/8/22コヴァレンコ氏による分析

          2024/8/21ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          空軍レポート 発射体(撃墜/発射数) イスカンデルM/KN-23 0/2発→ヴォロネジから X-59/69 1/1発→クルスクから シャヘド 50/69機→アフタルスク、クルスク、エイスクから 防空活動 戦闘機、機動射撃群、対空ミサイル部隊、電子戦部隊 2241シャヘド発射の観測(数字は現地時間) 2241 南からシャヘドの飛来、占領地ヘルソンを通過する 2301 正体不明のミサイルがスムイ(アフトゥイルカ)を通過し、ポルタヴァ(ミルゴロド)へ向かう ミルゴロドに2

          2024/8/21ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          2024/8/18ウクライナへの空襲とロシアの戦略航空の動きについて

          飛来した飛翔体について 発射体(撃墜/発射数) 全てクルスクとヴォロネジから ・イスカンデルM 0/1発 ・KN-23 2/2発 ・X-59 0/2発 ・巡航ミサイル(種類不明) 3/3発 ・シャヘド 8/8機 防空活動 機動射撃群、対空ミサイル部隊、電子戦部隊 撃墜に含まれていないミサイルは、意図した目標に届かなかった。 飛行ルートの可視化 シャヘド攻撃含め、攻撃は深夜0202頃から行われた。 シャヘド自体はクルスクからチェルニヒウ、ポルタヴァ周辺に飛来、イスカンデル

          2024/8/18ウクライナへの空襲とロシアの戦略航空の動きについて

          2024/8/14ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          攻撃の開始 2248 北東、クルスク(ハリノ飛行場)からの発射 5機、スムイ(ショストカ)から西に移動している 2252-2257 スムイに偵察UAVの観測による砲撃が始まる 2318 8機、ショストカからチェルニヒウ(ネージン)へ、南西に向かう 2319 南、チャウダ岬からシャヘドの発射 ザポリージャを通過し、北へ向かう 2338 スムイへ誘導爆弾の空爆 2345 最初のシャヘドがキーウ(ブロバリー)に侵入 0000 最初のシャヘドがヴィシュゴロドから西へ向か

          2024/8/14ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          2024/8/13ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          攻撃の開始 2222 南からシャヘドの発射 ヘルソンからミコライウへ 2249 戦略航空の活動を示す無線周波数が観測される →実際に脅威になることはなかった 2252 ヘルソンからドニプロ川を通過し、ミコライウを西へ向かう クルスクからスムイ(ショストカ)に5機、西へ 2314 スムイの5機がコノトップとショストカを通過し、チェルニヒウへ向かう 2機はすでにチェルニヒウに入り、西へ向かう 2333 スムイへ誘導爆弾の空爆 2347 チェルニヒウに4機、西へ ミコラ

          2024/8/13ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          2024/8/11ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          攻撃の開始(画像は全体図のみでご容赦下さい)2146 南(エイスク)からシャヘド発射が観測される ドニプロ(シネルニキフスキー)を通過し、ハルキウへ 2217 スムイ国境付近へ誘導爆弾による空爆 2238 4機、ハルキウ(クラスノフラード)を通過し、ポルタヴァへ ドニプロ(ニコポリ)に新たに3機、北西へ 2255 1機がヘルソン→ミコライウ経由で西へ向かう 他のシャヘドは変化なし 2340 ミコライウを通過する8機、ヴォズネセンスクとペルヴォマイスクへ向かう ニコポリ

          2024/8/11ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          2024/8/10ウクライナ 8月第1週のロシア軍のUAV使用状況

          ※この記事はウクライナの情報レジスタンス、コヴァレンコ氏のものを引用している シャヘド131/136 8月第1週、ロシア軍は111機のシャヘドを使用し、そのうち105機が撃墜された。これは高い数字だが、記録的なものではない。今のところ、8月がシャヘドの発射数で記録的な月になる可能性は低い。 イランからロシアへの輸送機の往来は通常通りであり、タタールスタンのアラブガ工場での生産や出荷が増加したという報告もない。 FPVドローン ロシア軍は7月にFPVドローンの使用数が110

          2024/8/10ウクライナ 8月第1週のロシア軍のUAV使用状況

          2024/8/9ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化

          攻撃の開始2358 アフタルスクからシャヘドの発射、ドニプロ(パブロフラード)へ4機 0026 3機がパブロフラードからドニプロ市内へ移動 ドネツクからハルキウ(ロゾヴァ)へ3機向かう 0039 ドニプロで防空活動開始 0057 ドニプロに7機侵入 1機は市内を通過 パブロフラードに数機 1機はザポリージャ方面 0058 ロゾヴァ上空に2機、ポルタヴァへ向かう 0108 新たな3機がヘルソンからミコライウ(バシュタンカ)、西へ向かう 0109 ドニプロに入った最初

          2024/8/9ウクライナへのシャヘド攻撃の可視化