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「蛮族ギルドのジュリエット」レポート

はいこんにちは。いつものマッドメイジのオフセメンバーの一人が資格勉強のため10月半ばまで参加できないということなので残りのメンバーみんなに相談した結果、全員で集まってやりたいとのことだったのでマッドメイジは一旦中断になりました。

その代わり、残りのメンバーで単発シナリオとか回したいなと思って色々と模索してた結果、

つくも氏(@tukumo_sui)が頒布してる
「D&D第5版対応MTGシナリオ集01&02+ラヴニカ・シナリオセット」
の同時購入特典であるラヴニカ次元のシナリオ
「蛮族ギルドのジュリエット」をまわすことになりました。

こちらのリンク先にあるラヴニカのサンプルキャラクターが各ギルドごとに1キャラずつで合計10キャラが作成されていましたので、今回はこの10キャラの中から選んでもらう形をとってもらいました。
また、リンク先を見てもらうとわかりますけど、
「アモンケット」「イクサラン」「イニストラード」「ドミナリア」「ラヴニカ」のプレーンシフト(キャラクターの背景などの設定資料集みたいなやつ)の私訳やサンプルキャラクター、ミニシナリオなどが全て無料で配布されてますので、興味あったらチラッと覗いてみると面白いかも。私は全部DLしてます(にっこり)

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(キャラシをとっかえひっかえしながら選んでる冒険者たち)

また今回は一旦離脱したメンバーの代わりにめったに来れないメンバーがこれるとのことだったのでPL4人でのセッションになりました。
みんなMTG関連で知り合ったメンバーなのでいつも以上にテンションが上がってましたね。

というわけでキャラクターは

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左から
・バーバリアンのミノタウロス(グルール)
・ファイターのヒューマン(ボロス)
・ウィザードのヒューマン(イゼット)
・ローグのヒューマン(ディミーア)
のレベル1パーティー4人になりました。みんなキャラクターが所属の門で選んだ感じでしたね。それでもバランスがよさそう。

また今回のシナリオはなんと、ニコニコ動画でリプレイ動画があったりします。

おひるねきつね氏(@siestafox_mx5)が作成したそうです。part数が進んでいくごとに動画のクオリティがどんどんあがっていってます。お勧めですよ!

というわけでここから
「蛮族ギルドのジュリエット」のネタバレ要素が含まれてます。プレイする予定のあるかたなどはブラウザバックなど各自対応お願いします。









というわけで冒険者たちは各々仕事を終えていつもの酒場で4人飲んでる状況でスタート。お互いことは親しい友人という設定に。

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・談笑していると外がやけに騒がしい。破壊音や叫び越えなどが聞こえる

・バーバリアンとファイターが様子をみにいくと、外の通りでグルール族のゴブリンとケンタウロスが店や壁などを荒らしまわってることが分かった。

・バーバリアンとファイターが止めに入るとのことで戦闘開始。なお、ウィザードとローグはまだ酒場のテーブルにいる。(戦闘になるから外の通りまで移動する?と聞いたが二人とも移動しないとのこと。仲間を信用してるのか、はたまためんどくさいのか。)

・というわけでゴブリン3体と戦闘開始。開始後すぐに女性のヒューマンが現れた。どうやら最近荒らしまわっているグルール族を率いれている族長らしい。(戦闘には参加せずあくまで命令しているだけ)

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・やたらとゴブリンの出目がよく、ファイターとローグが気絶一歩手前までいくが無事にゴブリン3体の討伐成功。その直後、後方からボロス軍の警官隊が押し寄せ、警官隊長が剣を抜き女族長をにらみつける。どうやら元々因縁があるらしい。

・グルール達は形勢が悪くなったとみて、撤退した。その後、ボロス軍の医療班から治療を受ける冒険者に先ほどの警官隊長が話しかけてきた。

・警官隊長の名前は「ロマーニ」。さきほどのグルール達はギャビュレード族という部族のものである。先週から毎日のようにこの周辺を暴れまわってはいるが、なぜか人を殺すなどということは絶対しないという。なにか理由があるかもしれないからそれの調査をしてほしいとのこと。

・報酬は一人50ジノ(1ジノ=1gp)で部族が駐屯してる場所もしってるので教えられるとのこと。

・金に目がないイゼットのウィザードは快く承諾。「隊長の依頼ならばヨロコンデー!」と引き受けるボロスのファイター、「秩序を乱すものは許せませんな」とアゾリウス(ディミーア)のローグも承諾。「面白そうだからとりあえずヨシ!」とグルールのバーバリアンも引き受けた

・と、話しているとロマーニの後方から上司であるミノタウロスのモンタギューが現れ、「さぼってるんじゃない!」とロマーニを一喝。ロマーニは渋々持ち場に戻っていった。

・そして明朝、ギャビュレード族の駐屯地に向かう冒険者。しかし荒れ地を進むのは容易ではないとのことで先頭を歩くローグに3回ほど難易度13の【判断力】(生存)か(自然)で振ってもらった。(生存で振りました)

・1回目失敗で通りすがりのゴブリン部隊に遭遇した。が、最初に行動した冒険者のミノタウロスのバーバリアンによる【ボーナス・アクション】角攻撃で1体撃破し、アクションの【ハンド・アックス】の投擲でもう1体のゴブリンを1撃で撃破。これには残り1体のゴブリンも戦意喪失し、逃走した。

・2回目の判定も失敗したが、戦闘にはならず、代わりに道端に金の指輪が二つあるのを発見し(1個10ジノ相当)拾った。

・3回目の判定も失敗し、今度は通りすがりのジャイアント・スパイダーに遭遇。

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・が、多勢に無勢、特になにごともなく戦闘終了。はぁつっかえ

・まさかの3連続失敗にもめげず、なんとか駐屯地にたどり着いたが、
さすがに敵陣なだけあり、直接いくにはリスクがあるだろうとのこと。

・色々考えた結果、グルールのミノタウロスがどうやら炎樹族出身らしく
どうやらグルールの中の部族では最大規模で最も恐れられてるらしいとのことで、それで威圧して女族長のところまで案内させるとのこと。

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・作戦決行。駐屯地の中を歩いてたゴブリンをわしづかみし威圧。
RPが素晴らしかったので判定なしで成功。女族長のテントまで案内させた。(ゴブリンは恐怖で失禁した)

・テントの中に入ると、一人の貫禄のあるミノタウロスが座っていた。女族長はどうやらいないらしい。

・「まぁ座りたまえ、茶ぐらいだそう」といわれ、そのまま流れるまま着席する。

・ミノタウロスの名前はディドリック。用件を聞かれたので依頼の内容など洗いざらい全てを話した。
そしたら部族長の「ジュリー」はボロスの「ロマーニ」に惚れているらしい。それが原因であんなことをやってるらしい。

・テンションの上がる冒険者、ため息をつくディドリック

・詳しく聞きたいなら本人に聞けということでジュリーがいるであろう寺院の場所を教えてもらい、冒険者は寺院に向かった

・道中2回ほど遭遇判定をやったがそれは両方とも成功した。ローグは汚名返上できたと喜んでいた。

・廃墟と化していた寺院の中には窓辺に座っている部族長「ジュリー」が佇んていた。うーん、これは乙女

・「なんだいあんたらは。」と話しかけられ、今までのことを全て話す冒険者たち。

・ジュリーはやはりロマーニ惚れていたらしい。街を襲わせてたのもどう気持ちを伝えていいかわからずムシャクシャしてやってたらしい。かわいい。

・そしてジュリーはロマーニに自分の気持ちを伝えたいと頼みを申し出る。
作戦はそちらで決めていいとのこと。報酬はおやじが残した宝石(ぱっとみ500ジノ相当)でどうだろうといってきた。

・みんな喜んで引き受ける。明日ロマーニを寺院に連れてくるということで作戦は決まった。

・ジュリーは了承し、冒険者は帰路に向かう。

・無事に第10管区に戻ってきた冒険者は酒場でロマーニと待ち合わせし、依頼の報告を行った。ジュリーが直接ロマーニに話したいことがあるとのこと。

・ロマーニは首をかしげるが、「冒険者がそういうなら」と、明日一緒に寺院まで同行することになった。

・が、どうやら酒場の裏手で誰かが聞き耳をしていたらしくローグがそれに気づき、すぐに追跡を試みたが、失敗し取り逃がした。けれども後ろ姿はどうやらボロス軍のカラーリングをしていたのが分かった。

・それを聞いたロマーニは、どうやら上司であるミノタウロスのモンタギューとうまくいってないらしく、なにかしらアクションを起こされるかもしれないと言ってきた。

・心配しても仕方がないとのことで酒場での会話を終え、舞台は次の日の寺院まで移動する。

・ジュリーとロマーニが対面する。そして空気を読んで影に移動する冒険者たち。

・そしてジュリーはロマーニに愛の告白したが、ロマーニは少し考えさせてほしいとのこと。二日後に調和の公有地で返事をするとのこと。

・ジュリーは了承し、冒険者はロマーニと一緒に帰路についた。

・次の日の昼頃、ロマーニは冒険者のボロスのファイターを呼びつけ、
「モンタギューに脅された。ギャビュレード族を放置するならボロス内で告発し、追放すると。」耳打ちで伝えてきた。

・どうやら寺院での会話まで聞かれていたらしく、明日、調和の公有地にきたギャビュレード族を闇討ちする作戦たてるとのこと。

・ロマーニは監視の目があり身動きが取れないから、冒険者たちにジュリーに「明日は来ないでくれ」と伝えてほしいとのこと。

・ボロスのファイターは了承し、話を聞いた冒険者も快く引き受け、ジュリーのもとに向かった。

・駐屯地にたどり着いた冒険者たちは族長のテントに入った。そしたらディドリックとジュリーが口論をしていた。

・ディドリックは「あんなボロス野郎のどこがいい!」とまだ認めていないご様子。グルールはグルールで交際するべきだと聞かない。

・ジュリーはそれに耳を傾けず冒険者に近寄り、話をきく。

・ジュリーは「わたしは明日調和の公有地に行くよ。ギルドを抜ける。そしてロマーニと一緒に逃げようじゃないか。」と言い放った。ふぅ~↑
とテンションの上がる冒険者

・それをみていたディドリックはやれやれと肩をすくめたと思い来や、族長の門出を盛大に祝ってやろうじゃないかとテントの外にいる蛮族どもに声をかけた。やるじゃん。

・第10管区まで戻った冒険者。しかしロマーニは宿舎にいるらしく、報告するには潜入して部屋までいかないといけない。

・ボロスのファイターはロマーニの部屋を知っているとのことで地図を書き上げ、潜入捜査はローグがボロス軍に変装して単独で潜入することになった。

・宿舎に潜入し巡回してる衛兵をすり抜け、ロマーニの部屋まで無事につき、報告を行った。

・ジュリーの言葉を聞いたロマーニは意を決し、「ギルドを抜ける」と腹を決めた。

・報告を終え、舞台は次の日の調和の公有地に移る。

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・冒険者は物陰に潜み、モンタギューの様子をうかがって欲しいとロマーニいわれ配置についた。

・ディドリックとその他大勢の蛮族とともにきたジュリーと対面するロマーニ。そこにタイミングよく()現れるモンタギュー。

モンタギュー「よくやったロマーニ。その女をとらえるのだ。」
ロマーニ「モンタギュー殿、このようなことは正義ではない。私は彼女とともにこのギルドを抜ける!」

・ボロスのギルド印章を地面にたたきつけるロマーニ。それが合図となり、グルールの蛮族が広場に押し寄せ、乱戦状態になった。

・この隙にジュリーとロマーニは公有地の門を目指し走り出す。冒険者たちも後方から追跡する。

・が、この状況を読んでいたのか、足の速いモンタギューとゴブリン2体が立ちふさがり、最後の戦闘に。

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・モンタギューがウィザードに角攻撃で1撃で気絶させ、ゴブリン2体が先を走る二人の足止めに入り、ゴブリンのクリティカル攻撃でジュリーが気絶一歩手前まで陥ってしまう。

・が、仮にも警官隊長とグルールの部族長、そこまでやわではなかった。

・無事にモンタギューを気絶までもっていったところで上空からボロスの戦天使が現れた。

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・「モンタギューは正義を見誤りました。しかしロマーニ、あなたやその人間の行いは正義ではなく身勝手です。」

・「あなたをギルドから追放します。もう二度と戻ってくることは許しません。お行きなさい」とのこと。かっけー!

・そしてエンディングに。その後冒険者は二人に会いに行き、報酬の半分以上をお祝い金として二人にやって、めでたしめでたし。

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以上「蛮族ギルドのジュリエット」のレポートになります。ロミオとジュリエットだねこれ。ただPLが思った以上にみんなロマジュリてぇてぇ・・・になってくれて感情移入できたのかなとおもいました。
戦闘遭遇、シナリオともに丁度良く、MTGを知ってる人が初めてD&Dに触れる際にやるには一番いいのではないかと思うくらいの満足度でした。

割とがっつりシナリオの中身書いてるけどつくも氏に許可確認済みなんで何も問題はないです!というわけで

ここまで読ださり、ありがとうございました!


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