【第一回】読んで欲しい作品!:山に人魚
Nolaノベルに投稿されている、素敵な作品を紹介する企画第一弾になります! ネタバレなしでやっていきます。
今回紹介するのはこちら! 葛城天智さんの 山に人魚
山の中でひっそりと暮らす主人公、藤嶺碧が一人の人魚と出会い、共に時間を過ごしていくお話です。
〇ここがオススメ!!
おじさんと天真爛漫な人魚の関係性が最高にエモい!!
人から離れるように滋賀県の山奥に小屋を建てた主人公の藤嶺ですが、敷地内の小さな湖に人魚が現れます。
藤嶺は、人魚に滋賀県の旧国名である”近江”という名前を付けて、世話を焼きます。
話をしたり、人間の文字を教えたり、近江の好きそうな雑貨を与えて反応を見たりして、ささやかな時間を過ごしていくうちに二人は仲を深めていきます。
天真爛漫な性格をしている人魚の近江がとにかく可愛いんです!
主人公の藤嶺とのやり取りは微笑ましいのですが、熱い性格の記者、大橋との話をするときの少し偉そうな感じも無邪気で可愛い!
人魚と人間の恋はどちらか片方が報われないものが多いので、読んでいてこの先どうなるの!? 二人が納得のいく結末を迎えられるの!? とか色々心配しながらページをめくっていくうちにあっという間に最後のページにたどり着いていました。
完結済みのお話ですので、ぜひ藤嶺と近江が紡ぐささやかな日々のお話に浸ってみてください!
オススメ小説を紹介する企画の第一弾はここまで。
また次回もよろしくお願いします!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?