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日本語教室 ベトナム実習生とN3

こんにちは。たまです。 地域のボランティア日本語教室の様子を綴っています。 先日はベトナム人実習生FさんのN3練習問題を担当しました。

N3文法問題を担当

前回は50音をイチから、今回はN3文法の練習問題。振り幅大きいです。だいぶ慣れてきましたけどね。いろんなレベルに携われるのでおもしろいです。 7月の検定試験に向けてがんばっているFさん。ネットで拾った練習問題をスマホで見ながら勉強しているようです。 自分で勉強できるタイプなので、勉強方法についてアドバイスできたらいいんだけど、なかなかそういう時間がとれないのです。  

発音もチェック

「少女(しょうじょ)」の発音が「そうぞ」になってしまっていたので、発音練習もしました。「し」の「i音」が抜けていたことが原因。 「si・yo」と続けて発音することで体得してくれたみたい。ヨカッタ。  

お茶タイム

今日のお茶タイムはベテラン先生とFさんとわたし、3人だけでした。 昨日はFさんの誕生日で、同僚が料理を作ってパーティーをしてくれたとか。写真を見せてくれましたが、生春巻きの具材をたくさん並べて手巻き寿司みたいにしてました。美味しそう~! 以前はFさんと一緒に日本語教室に来ていた実習生たちですが、だんだん来なくなり、今はFさんだけになってしまいました。 実習生は日本語を学ぶことが第一の目的というわけじゃないから、学習意欲も人ぞれぞれ。教室に来るということは、それだけ日本語への興味も関心も強いということですね。 県の国際課から日本に住む外国人の実態調査のアンケートがきていたので、Fさんとそれを一緒に見ながら記入しました。 このアンケートが!ひどい!難しいお役所用語を使ってて、全然やさしくない日本語。ふりがな振ればいいってもんじゃないよ!こういうところに役所の意識が見えて、がっくりします。

留学生のこと

地元の高校に交換留学で来た子の話がありました。自国で9ヶ月日本語の勉強をして自信満々で来日したものの、やはりわからない言葉がたくさんあって落ち込んでしまい、かわいそうだったとか。10代でひとりで日本に来るんだから、現地でもう少しちゃんと教えてから送り出してくれればいいのに、なんて思ってしまった。まあ。本人の資質もあるでしょうけど。 日本に留学生を送るための日本語教育って、どんなふうなんでしょう。送る側、受け入れる側の連携ができているんでしょうか。

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