日本語教室 4回目
前回の反省から、教材研究をしよう!と決意し、先日、テキストを大人買い! 『みんなの日本語 初級Ⅰ』『みんなの日本語 初級Ⅱ』と、それぞれの『教え方の手引き』計4冊を購入しました。 朝、出勤前にカフェに行って、1時間半ばかり勉強します。 前回担当したMさんが、『みんなの日本語 初級Ⅱ』27課をやっていたので、27課の復習と28課の予習から取り組みました。 『教え方の手引き』とN1netさんのサイトを参考にしつつ、自分なりにアンチョコにまとめたり、教材をgoogleドライブにアップしておいたり。 そうして臨んだ4回目の日本語教室でしたが、なんと、今回は、日本人4人に外国人1人。前回は先生が足りなかったのに、今回は余っている・・・。 教室を主宰するY先生は「めったにないんですけど、こんなこともたまにはあるんです。」(わかってくださいね、と言外に) 来ていた外国人もほとんど日本語ぺらぺらなので、結局みんなでお茶を飲んでおしゃべりして時間を過ごしました。 20年前、教室を立ち上げた頃の話など伺いましたが、元教師のY先生の経験と実績とお人柄があってこそ、この教室が続いているのだなあと思うことでした。 教室に備えてあるテキストや教材は市から補助金が下りているそうですが、ボランティアは無給、どころか、場所代やお茶菓子代を出し合っているのだそうです。 Y先生もH先生もM先生も60代(たぶん)。50代のわたしが「若手」なのですから、地域日本語ボランティアの高齢化、推して知るべし。 先日、朝日新聞のコラムで、外国ルーツの子どもたちを支援するNPOの方が 「日本語教育の担い手不足は深刻です。国は中途半端に補助金を出すのではなく、公設の日本語教室を作り、オンラインも充実させるべき」と意見されていました。 ほんとにそうだろうな、と思うのですが、わが地域はまだそんなに切羽詰まった状況ではなさそうです。
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