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組織や人事や個人のキャリアを考えるためにオススメな本をご紹介

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悩んで手に取ったり、献本いただいたり、色々な機会で手にした本に助けられることは多いです。特に考え方や進め方が無限にある人事領域においては、他者の意見は大切かなーと、最近はそう思え…
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2022年2月の記事一覧

人事施策の「副作用」までを明示した『人と組織の行動科学』は、実用型研究書であり、まさに処方箋です。

人事施策の「副作用」までを明示した『人と組織の行動科学』は、実用型研究書であり、まさに処方箋です。

セミナー登壇にご一緒させていただくたびに、色々と「勉強」させていただいている、伊達洋駆さんの新刊を一足お先に拝読いたしました。
最新の人事課題から古典的な人事課題まで、人事をやっているとよくぶち当たる44項目の課題を【課題明確化→研究知見で理解→エビデンスに基づく解決策→副作用の明示】というフローで明快に解き明かしてくれます。

コンサルタントであれば、商売道具のような解説パターンを惜しげもなく、

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『新しいキャリアの見つけ方』を読んで自分だけではなく、部下や同僚のキャリア資本の整理を手伝ってあげよう

『新しいキャリアの見つけ方』を読んで自分だけではなく、部下や同僚のキャリア資本の整理を手伝ってあげよう

いつもお世話になっている、プロティアン・キャリア協会代表理事の有山徹さんの新刊です。
キャリアオーナーシップを自分自身の手に取り戻し、「キャリア資本」を整理、強化して、キャリアをデザインしていくという、現代版プロティアンキャリアの考え方には、個人的にも大変共感しており、自分のためだけではなく、自社のキャリア教育の考え方に取り入れたりしております。

第3章の「自分の武器・価値を見える化する」という

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