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楽しさと虚しさの3年とこれからの世界~30歳の子持ち女の話~



ハグミーです。ひとつの節目である30歳にまつわる、私の自己紹介です。

SHElikeというキャリアスクールに通い1ヶ月が経とうとしています。20代のSHEメイトが多い中、私は子持ちの30歳。なんだか節目のように感じる年齢が自分の中で強調されました。

私は30歳になるまでの、ここ3年が怒涛の変化の年でした。

―.たった1年でラッキーが訪れた。でもなぜか虚しかった。

27歳のとき、育休中にワードプレスを勉強し、育児ブログを作りました。「職場復帰したとき時になにか活かせる仕事がしたい」と思ったのがきっかけです。

いざやってみると、ブログの世界にどっぷりハマりました。

時間をかければかけるだけ、自分のブログが形になって出来上がっていくことが面白く、何時間も配色について悩んだりしました。それに、ブログの肝となる文字。なにを書こうかと考えている時間も、出来上がって自分で読む時間も楽しくて仕方ありませんでした。

そして1年ほど経ったころ、ブログが20万PVに到達しました。アフィリエイトも入れ込んだブログだったので、ブログからの収入があったのですが、なんと本職の月給の2倍もの収入を手に入れることが出来ました。

でも、なんだか虚しかったんです。

たまたま検索1位になれた記事があったので、ドドドッ!とPVと収入が増えた訳ですが、「あれ、それって求めてたものなのかな?」って、心が置いてけぼりだったんですね。楽しくて書いていたのに、いつのまにか利益目的の記事を中心に書くようになってしまっていたのです。

―.30歳までの3年で世界は変わってしまった

ちょうど、ブログが急成長した時期に育休が明け、仕事と育児の並行生活がスタートしていました。もともとの世界に戻ってバリバリやろう。そんな想いがくじかれる出来事がありました。

職場復帰して1日目、新入社員の子の下につけられました。愕然としました。

「元々リーダー職だったのに、大きな仕事もさせてもらえない。こんなにも世界は変わってしまうのか」と。さらに数か月経っても、与えられる仕事は細々した仕事だけ。「私もっと働きたい」と思っては、「やっぱり子どものための時間も必要だし」と、毎日もやもやしていました。

―.波に乗ってきた時短ワーママ。でも。

悶々とする日々は半年ほど続きました。そして突然、ものすごく忙しい部署に配属されました。子どもが急に休むことも少なくなったからか、希望通りバリバリ仕事が出来る部署です。

もともといた世界に戻ってきたようにも思えました。でも、自分の状況が違う。26歳で仕事にどっぷりだった私と、子育てしながら働くいまの私は、まったく違う。仕事もきっちりしたい、子育ても悩みごとは尽きない。

そこからは、怒涛の日々。また世界が変わりました。

―.30歳になったいま考える、私のこの先

昔から、はっきりとこれがしたいと思える仕事はありませんでしたが、なんとなく流れ着いた、いまの仕事は大好きです。

でも、ふと不安になることがあります。

「今の仕事は好きだけど、もっと好きなことあるよね?いま無理して働いても昇格の保証はないし、時間の使い方を工夫出来るんじゃないか?」

もっと好きなこと、それはブログでの経験です。ブログを始めたことで、文字を書く楽しさを感じ、収入まで得られる体験をしました。その体験が私を後押しし、文字を書く仕事という選択肢が出来ました。そしていま、自分のブログ運営ではなくライターとして働けるようにと学びを広げています。

自分のブログを書くのも楽しいのですが、企画もブラッシュアップも編集も自分。どこが良くて、どこが悪いか1人運営だと見えないことがたくさんあります。

それに、自分のことだけを書いていくのにも限界があります。「文字を書くことが楽しいのだから、これを社会活動に活かして、誰かの想いを形にする、そんな仕事が出来たら最高じゃない……!?」そう思っています。

世間でも副業が認められてきている風潮。副業をすることで、本業x副業のスキルアップが出来るというメリットも感じています。

ブログから飛び出してまた活動を広げている30歳のいま。

この先どんな形で、好きな仕事が広げられるか楽しみです……!

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