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観たものとか

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2024年1月の記事一覧

青磁(出光美術館) 青磁の通史的な展覧会。 面白かったけど、中国史が頭に入ってないためすんなり理解できたとは言い難いかも。キャプションは見やすくてとても良かった。 とはいえ焼物は個人的にイマイチよくわからない。

キュビスム展 美の革命(国立西洋美術館)

さすがに国立の展覧会は大きいし作品数も多かった。あと章立てが細かくて14もある。 基本的に写真撮影可で、ダメなやつだけ禁止のマークがついているので、写真を撮っている人が多かった。個人的にはスマホをかざして拡大すれば、ちょっと離れたところでもキャプションが読めるので嬉しい。 1 キュビスム以前ーその源泉 キュビスムの源泉はポール・セザンヌらしいので、展示もセザンヌから始まる。印象派のイメージのほうが強かったのでピンとこなかったけれど、「ラム酒の瓶のある静物」がちょっと上から

モネ 連作の情景(上野の森美術館)

印象派以前のモネ 印象派の画家、モネ テーマへの集中 連作の画家、モネ 「睡蓮」とジヴェルニーの庭 展覧会の構成は以上の通り。 第1章 印象派以前のモネ フライヤーにも掲載されている初来日の「昼食」。印象派以降は風景画家の印象が強いモネなので、人物が描かれているのが新鮮でよかった。 第2章 印象派の画家、モネ ヨーロッパで風景画というジャンルが成立したのが17世紀のこと。 その後、鉄道によって郊外への移動が容易になったとか、絵の具を戸外へ持ち出せるようになっ