休職期間が伸びまして

先月末、一番初めに宣告された休職期間の、2ヶ月間が終わった。
結論からいえば、タイトルにある通り、休職期間が延長となり、様子を見てまた2ヶ月間、8月末までとなった。

この休職中の2ヶ月で何かを得られたか、なにか進んだかと問われれば、それは最初に比べれば幾分かマシになってはいるが、未だメンタルは不安定で、絶望に襲われる日もある。正直、終わりは見えていない。

しかし、終わりをみよう、と考えるのはやめた。
みるだけ無駄、みようとしたってしょうがないと気づいたから。決して後ろ向きな意味ではなく。

現在の状況

休職期間延長の診断をいただいた1週間前、延長とともに初めて薬を処方された。

薬の副作用に慣れず、休職期間が伸びたことによる精神ダメージも相まって、服用し始めから暫くはすごく沈んだ状態だった。

しかしこれを記している今現在は、薬のおかげもあってかリラックスし、しっかりと前向きに休めている。

けれど、先月はこうした落ち着いた状態と沈みがちな期間をいったりきたり、非常に不安定だったので、油断はできないな、と感じている。

正直、また沈んだ週が来るのが怖い。

考え方の変化

しかし、これまでと現在では、自分の現在の状況の捉え方、そして未来についての考え方に違いがある。

これまでは、休んでいる今の状況に対し、親に情けなくとても申し訳ない気持ちと、自分を許せない失望感、劣等感を強く抱いていた。
これが状況改善の邪魔をしている、と理解しつつ、切り替えることが出来なかった。

しかし、休職期間が伸びたことにより、このような感情を全て否定はせずとも、受け入れようと思えるようになった。

それでいいじゃないか、そんな自分を大切にしよう、今はそんなことを強く考えすぎず、ゆっくり休もう。
そう自分に声をかけてあげることが出来ている。

そして、冒頭にも書いた通り、終わりを考えるのをやめた。

最初に休職期間2ヶ月を言い渡された時、それがリミットであると考えすぎ、それまでになんとか治さなければ、と焦る気持ちを抑えることが出来なかった。

しかし、今回期間が延長になったことで、これが如何に難しいことで、そして如何に回復を邪魔していたかに気づいた。

医者には、これはあくまで目安で状況次第ではまた伸びるし、もしかしたら7月末までになるかもしれない、と言われた。

しかし、ここでまた、8月から復帰するぞ!それが叶わなくても絶対に9月から働くんだ!、と考えるつもりは、もうない。

確かに一刻も早く良くなって、働きたい。
けれど、今考えるのは決して良い方向に行かないと思う。

これからの過ごし方

いまは精神状態が落ち着いているからこうして冷静に、ポジティブに考えられているけれど、また落ち込むことも、悲観することも、絶望すらすることもあるかもしれない。

けれど、必要以上に自分を責めないこと、休職明けを急がないこと、これらの考え方は守っていきたい。

そりゃ、自分が悔しい。情けない。
だけど、きっとまた元気に過ごせるから。

いまは人生の夏休みだと思って、ゆっくり過ごせるようにだけ、ただそれだけ考えていようと思う。

それが一番近道だと、信じて。

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