ポットの湯の温度について

こんにちは!

今日は表題の通り、ポットのお湯の温度が時間経過とともにどのように変化していくのか。その計測結果をまとめます。

一度調べておけば、今後コーヒーを淹れるとき温度の調節をしやすいかなと考えたのがモチベーションです。

まず、今回使用するポットはこちら。


東急ハンズで購入しました。

計測に用いる温度計はこちら。

これも東急ハンズで購入しました。ハンズ大好きです。

以下実験条件です。

お湯はやかんで沸騰 → ポットに移す
お湯の量 : 250 cc
室温 : 24℃
条件 ① 室温のポット(蓋なし)
   ② お湯で予め温めたポット(蓋なし)
   ③ お湯で予め温めたポット(蓋あり)
計測 : お湯の投入と同時にタイマースタート。
   30秒で湯を投入し温度を計測。
   その後は2分ごとに計測。
   8分経過時の計測で終了。
備考 : 沸騰時のお湯の温度は海抜を考慮し97℃と仮定。
   8分はコーヒーの抽出に十分と思われる時間。

ちなみに、お湯の沸点は海抜0 mでの温度を100℃として決められています。ご存じでしたか?

条件③の計測の様子。左に横たわっているのが温度計。

実験


結果は以下のようになりました。

湯の温度依存性

条件 ① 室温のポット(蓋なし)
   ② お湯で予め温めたポット(蓋なし)
   ③ お湯で予め温めたポット(蓋あり)

まあそりゃそうだよなという結果ですね。条件③は蓋を開ける回数をなるべく減らしたかったのでデーターの点が少ないです。

特筆すべき点としては、やはりポットをちゃんと温めているかで5度近く差が出てきてしまうことですね。また、蓋によって気化熱を抑えることができるためでしょう、温度の低下が緩やかになっています。

なにはともあれ、これでコーヒー抽出の際、想像で湯の温度を決めることがなくなります。

例えば、高温抽出(90~95℃)の場合は③の条件でポットへのお湯の投入から4分以内であればよいことが分かりますね。

それとポットは蓋つきを買えばいいことも分かります。笑

ということで、ほぼ想像通りの結果でしたが個人的には上のグラフが得られたので満足です。

皆さまの参考にはならないかな・・・?ワンドリップポットなら、山の上にでも住んでいない限り大体同じような温度変化になるとは思います。

それでは今日はこの辺で。


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