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【HUGスタッフお仕事紹介】はたちクエスト検討チーム

「はたちクエスト」とは、子どもたちが自分らしく人生を歩んでいくための知識や考え方の基礎を対話の中で育み、一人立ちの準備を進めていくための中学生~25歳までを対象にしたプログラムです。

【はたちクエストスタッフ あゆ】

■プロフィール
・名前:あゆ
・普段のお仕事:会社員

■参加したきっかけは?
ニュースで「児童養護施設出身の子どもは、そうでない子に比べ”進学しづらく、中退しやすい”」という情報を耳にしたのがきっかけでした。経済的な問題はもちろん、もう一つ大きな原因は人間関係の僅少さ。具体的には人間関係の”種類”と””の少なさが、将来の選択肢を狭め、自立後の孤立を強めているという話でした、この話がもやもやと心に引っかかっているときに、はたちクエスト検討チームのスタッフ募集の話をもらい、ぜひ参加してみたい!と関わったのがきっかけです。

■どんなことやっているの?
月1回子どもたちと実施するプログラム内容を検討しています。
対話や体験を通して子ども自身が「考える」ことを大切にしながら、自分らしさ・人とかかわる力・社会の一員になる力・くらす力を段階的に育めるプログラムを検討しています。
フルタイムで会社員をしていますが、週1で平日の夜2時間なので、無理なく本業と両立しています。

■このチームで楽しいことや嬉しいことは?
今は何より子どもたちの笑顔や将来への希望を聞くことが嬉しいです!
クエストを始めた当初は、特に高校生は進路の話などで退所が見えてくると、経済的な不安、漠然とした将来への焦りで、口数も少なく悩んでしまうことも少なくありませんでした。しかし、回を重ね、関係を深めていくことで、最近ではその悩みを教えてくれたり、将来の夢を教えてくれたり、子どもたちが”しゃべっても大丈夫な人”と、私たちに心を開いてくれるのが一番うれしいです!

■HUG for ALLで活動していて大変なこと、しんどいなと思うことは?
うーん、特にないですが…。強いて言えば、子どもたちの退所までにやってあげたいことがたくさんありすぎる、という点です。笑
でも、子どもたちにも私たちにも時間は有限です。退所後の注意事項を一気に詰め込んでも覚えられるはずもありません。プログラムを通じ、クエストフレンドの存在が”退所後、困ったときに相談できる大人”になっていくことを目標に、関係性の構築を重視したプログラム設計を行っています。

■HUG for ALLで活動していてやりがいに感じることは?
HUG for ALLの活動に関わることで、自分もアップデートしてることが一番です!子どもたちに向けてのプログラムですが、「自分らしさ」をベースに「人とかかわる力」「社会の一員になる力」「くらす力」を育んでもらうために、どんなプログラムがいいのか?活動を通じ、自分って?社会って?自立って?と考えながら、それが自分の振り返りにもなっていると感じます。一緒に考えるはたちクエスト検討メンバーも普段のお仕事が多様な人ばかり!自分にない発想や引き出しに、なるほど!そんな考え方もあるのか…!と驚くことばかり。HUG for ALLでの検討時間が、自分を振り返り、視野を広げる場になっています!

もっと詳しいスタッフ活動の紹介については、今後続々と紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください!

時間の制約があり、スタッフとして関わることが難しい方は、
HUGボランティアとしてHFAに参加することもできます。
 →詳しくはこちら


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