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「魔法使いの決心」製作裏話 #2

曲の構成

今のところ毎月1日に曲を発表しているが、一年前の11月1日に発表したとき、前日の10月30日がハロウィンで1日前だったらハロウィンの曲ができるかななどと考えていたのを思い出した。それと今までマイナーの曲は作ったことがなかったので、挑戦することにした。奇しくもボカコレ で曲の発表日が10月15日とくり上がったのでちょうどいい。いろいろ含め、マイナーのハロウィン曲を作ろうということにしてみた。

初めてのことでもあったので、マイナーの曲作りはちょっと苦戦した。まずはコードだ。メジャーだとなんとなく響きでわかるが、マイナーだとこれであっているのかなっていうのがわからない。マイナーだと響きも暗めなのでコード進行もあっているかどうかわからない。

あとはマイナーな曲を聴いてなんとなくコードを考えてみた。まあわからないなりにコードを並べてみた。おっ、なかなか良いのでは。ハロウィーンの魔女の感じが出ているのでいいんじゃないか。でもハロウィーンの老婆の話ではなく、10代の女の子の話なんだけれどなぁ。大丈夫か?

「あの娘」サリア

物語とメロディーを同時に考えなくてはいけなくなった今回。なかなか大変なことをやらなくてはいけないのでプレッシャーがかかる。ぜんぜん話の内容が浮かばない。まいったなと思いまた焦る。もっと浮かばない。だめだめスパイラルに入ってしまった。

では曲のコードメロディーの断片を聴きながら考えてみる。それでも浮かばない。でもそのはずだ。「魔法使いの女の子」の方のサリアは元気いっぱいであまり細かいことは考えない。勢いで物事を考えてしまうタイプ。やっぱりこういう子には明るい曲の方が似合うんだよなぁ。しかし今回はちょっとく暗いマイナー調。合わないはずだ。

ではサリアとてずっと明るいわけではない。ならば「ライバル」ちゃんのテリアと彼がいい感じの雰囲気を醸し出しているので落ち込む。なんて話はどうだろう。いいぞと思い曲を聴きながらお話を考えていたのだけれど、なんだか曲のコードの方が重い感じがする。なんだかピンとこない。妄想エンジンがストップしてしまった。


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