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「魔法使いのライバル」製作裏話 #最終話

MV

最後にやってきたMV。なかなかこれもいつも悩む。しかし写真は用意しておいた。この写真であるが、月の連続撮影の合成なのだ。「魔法使いの女の子」では月食の写真を使った。やはり今回も月の写真がいいだろうということで、思いついたのがこの連続写真。

この写真を撮るときのコツと言ったら天気と持久力。前日、前々日は途中で雲が出てきてしまったので残念がら中止している。明日の午前中からは雲が出てくるとの予報だったので最後のチャンス。最近のカメラは何分かおきに自動でシャッターを切ってくれるものもあるが、そんな文明の利器は付いてない。ということは20分に一回、手動でシャッターを切るというのをやらなくてはいけない。

そのため昼は寝て、夜通しカメラのお世話をする。うっかり寝ないように、20分ごとにタイマーをセット。これでなんとか撮っていきます。お天気ももったし、一度うっかり寝てしまったけれどiPhoneくんのタイマーがが起こしてくれてなんとかなった。出来上がった写真を合成して完成。自分の中では大満足。

間奏

間奏のところは歌詞がないのでちょっぴり遊べるところ。今回の間奏のイメージは曲的には3回同じフレーズが出てくる。魔法を3回かけるのだけれど、無音を使って魔法がかからなかったのを表現したかった。だから、魔方陣を少しずつ壊すことにした。なかなかいい表現ができたとまたまた自己満足に浸る。

曲を作る時に、外を歩きながら聴いているときがある。この曲も聴きながら歩いていたときである。ちょうど犬が前からやってきて、間奏ののところのちょうど無音部分で「ワン!」と鳴いた。なんだかそのハマり具合が気持ちよかったので、これはと思い、慌てて帰って合わせてみると、なんだか魔法陣から犬が出てきたようでいい。しばらく同じ犬の声を当てていたのだけれど、フォロワーさんのところの飼い猫ちゃんの貫禄のある写真見て猫もいいかもと思いつく。単純だ。

間奏の私の中の妄想は、ライバルちゃんが魔法を使えなくなっているので、試しに魔法陣を書いて魔法を唱える。そうすると間違って犬が出てきた。慌てて唱え直すと今度は猫が出て慌てて魔法陣を押さえる。だんだん壊れつつある魔法陣に最後に呪文を唱えるとゾウが出てきそうになって慌てるという感じだ。「なんで〜」とか言いながら半泣きしているライバルちゃん。かわいらしいではないか、がんばれ!

完成

なんとか今回も完成に持ち込めた。実際仕事が忙しかったので、かけられる時間は歴代の曲の中では最短だった。しかしやればできんじゃん。本気でDTMだけ時間をかければ曲ができるという実証ができた。普段無駄なことに時間を費やしているということだ。今後もきりきりに切り詰めれば曲ができると信じることにする。自分のことぐらい自分は信じであげてもいいだろう。今月もお疲れ様。

それにしても完成し聴いて欲しいので発表するが、聴いていただけるだけで感謝である。しかも感想までいただけるなんで本当に感謝だ。心の底からの感謝を伝えたい。ありがとうございます。(^^)

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