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「魔法使いの女の子」製作裏話 #4

曲の雰囲気

曲をどんな風に持っていくかなぁ。まあ元気よくということでまずはドラム隊に頑張ってもらおうということで、ループ音源を参考にしたり、実際の楽曲を参考に、こんな感じでどうだろうというのが出来上がる。おっ、いいじゃん元気だ。だいたいこれで満足しがちなのだが、これでは曲ではない。ドラムとボーカルしかないのでは曲にならない。

ちょっと静かな曲にしようと思っていたので、コードは暗めだったのだ。ちょっと明るめのコード進行に変えてみた。この字面だけを見るとコードのことを知っている人と思いがちだが、そんなことは全くない。ダイアトニックコードを一つ一つ試していき、明るい感じのを探すという、原始的かつ最短ルートで探していく。まあ雰囲気重視というわけだ。

それと今まで1小節でコードを1つにしていたが、ちょっと曲の変わり目に半音のコードとかを入れてみるとかっこいい。かっこいいのは耳でわかるがコードの名前は覚えていない。こんなんで曲作っていていいのだろうか? うん、いいことにしよう。

ベース

ベースという楽器の良さが最近わかってきたような気がする。いろんな曲の人の曲を聴いていてもベースラインを追ってしまう。ギターの方がかっこいいなと思っていたのだけれど、今ではベースが歌い出している曲はついつい聴いてしまう。

そんな曲の中から参考にさせてもらったものを今回入れている。世の中に溢れている全ての曲にすばらしいベースラインが隠されている。それを見つけた時になんだかどきどきした。プロのベーシストたちが日夜努力を惜しまず研究してきたベースラインだ。悪いわけがないのだ。ただ自分の曲にあるようにはできていたいので、そこで私が見なければいけないのだ。

#魔法使いの女の子


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