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「夜空のひまわり」制作裏話 #1

ひまわりの夏から

また「夜空のひまわり」について少し語っていこう。この曲は7月の「ひまわりの夏」の続きのつもりで作った。「ひまわりの夏」は実らない恋に踏ん切りをつけて前に進む女の子の話だった。

そんな女の子を見ていた男の子の話にしたかった。まあこの男の子、3月の曲の「ギリギリの義理チョコ」に出てきた男の子で、チョコで元気付けようとした彼です。夏休み前終業式で会った彼女はなんだか元気がなかった。このまま9月まで会えないのは辛い。夏祭りに誘おうと思いついたが、なかなか誘えない。「友達と行く約束しているかな?」「もしかして視線の先の彼と行けることになったかも。」といろいろな妄想を頭に浮かべて連絡をしてみる。

そうしたらあっさりOKが出た。OKが出たということは、彼女の恋はあまりうまくいっていないのだろうと勝手に想像していた。いっぽう彼女の方は「ひまわりの夏」である程度自分の恋と決着をつけ前に進もうと思っていた。そこにチョコ君からの誘いをもらったので、気晴らし程度にいっしょに行くことにした。

彼は彼であっさり返事をもらって、逆になんでだろうと思いながらも彼女といっしょにお祭りに行くことができるのは嬉しい。元気がない彼女を元気付けようと考えていた。

体調

体調を崩していたわけではないのだが、病院で検査の結果があんまりよくなかった。一瞬例のウィルスにかかってしまったかと思ったが違った。結果7月下旬に入院することになった。もう7月も1週間は過ぎたころのことだったので、8月の新曲は断念しなくてはいけないのかと思っていた。

しかし、ここで「無色透名祭」なるものがあり、これに間に合わせるということならばできるのではと思った。締め切りは7月19日の午前10時まで。1週間しかないが、今回ストーリーはできているので行けるのではないかと錯覚して作ることにした。もうこの頃には7月1日から始まった事前投稿したというツイートを見て焦ってしまった。慌てたところでスピードが上がるわけではないので、仕事以外、持てる時間の全てを使って曲作りに励んだ。


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