「あなたと心つなぎたい」製作裏話 #4

ブラスアレンジ

さあてアレンジにいきましょうか。「ブラスのアレンジ」などでYoutubeを探してみると、いろいろ教えてくれる。そこでよく出てくるのがKONTAKTのブラス音源。またまたKONTAKTですか。ここまでくるともう運命だと思う。しかし音源なしのKONTAKTだけで4万円ぐらい。それに音源つけるとさらに高くなるよな。う〜ん、今は出せないな。もしかしたら、今年のブラックフライデーのセールで安くなったりしないのだろうか。でも音源の容量が半端ないよな。音質はいいのだけれど、容量が大きすぎる。まだまだ様子見だ。

話が逸れた。元に戻そう。ブラスはスタッカード気味にパパッって吹いたり、ボワ〜って伸ばしたり、その緩急がいいらしい。確かにいいしかっこいい。それで攻めてみよう。いいぞ。完全になんちゃってだがトランペットやトロンボーンのプロになったと勘違いしてフレーズを出す。

結構いいのが出たぞ。（当社比）次にブラスとストリングス音源を合わせている動画に出会った。本来ブラスの解説動画なのだけれど、作例として使われている曲のアレンジにストリングス が入っていることに気づいた。一度気づくとけっこうその組み合わせが多いこともわかった。

ということでスリングス音源も入れてみる。そうするとLogicがオーバーフローを起こした。おお〜、けっこうCPUパワー使うのね。いらないトラックを整理し、ちゃんとしていくと大丈夫になった。よかったよかった。

何せMacBook Pro2012だから今から11年前のマックだ。さすがに今回のはキツかったみたいだ。少しずつ曲が仕上がっていくのは楽しい。間奏やイントロはまだ決まっていないが、曲っぽくなってきた。しかし最後のお話が決まっていない。何となくの歌詞でアレンジはしているけれど、”コレジャナイ感”満載。最後のお話決めないとだめだな。ただいま迷宮彷徨い中。

ラスサビの話

2番までで、”彼と仲良くなりたいし恋を進めたいと思っているのだけれど、実験すっぽかされて悲しんでいる理子ちゃん”で終わっている。これより後の話が浮かばない。結局恋が進んでいない。これではお話を作った甲斐がないではないか。理子ちゃん申し訳ない。

申し訳ないと思っても最後の歌詞が決まらないのでは曲は発表できない。いちど動画編集の方に時間をかけたほうがいい。本当に時間切れになってしまう。納得のいかないものは出したくないなぁ。どうしよう。

しかし動くと動き出すもので、動画の編集をしているときに思いついた。何でこのタイミング？メモできないようなときにアイデアが出てくる？(^^;)

このとき考えたのが、前回の”あなたの心をRe:コンパイル”では理子ちゃんが彼の心にハッキングをかけて入ろうとしたけれどやめた。その心に彼の方から招待されたらどうだろうか。理子ちゃん自身も自分のパスワードを教えて招待してもいいと言っていたし。

そう、無理に入ったわけではない。彼から招待されたのだ。それならば理子ちゃんの心は痛まない。しかも恋が進む可能性があるのでは。しかし理子ちゃんは以前入らないと決意した彼の心に入ったことで困惑する。知りたい、知りたくない、人を恋したその感じが出るのではないかと思った。

いいじゃんいいじゃん。創造神自らキュンキュンさせてもらいます。もうみんなに引かれてもいい。神様キュンキュンさせたのだから採用です。それを元にお話を完成させました。今回もいい話ができたと自画自賛モード。(^^)