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「月は満ち欠ける」制作裏話 #3

小編成

ずいぶん話は飛んだが、今回のアレンジはジャズ風味の静かな感じで出せればいいのではないだろうか。ピアノ、ドラム、エレピ 、ウッドベースそれにボーカル、この5トラックで行ってみようと思いついた。

もちろんスカスカにならないように注意はするけれど、少ないトラック数でやるのも悪く無いだろう。まあできる限り隙間を埋めてやってみた。エレキベースで作っていたフレーズをウッドベースに鳴らし変えただけで雰囲気出てきた。

おお~、ジャズっぽい。私のジャズ感などこんなものだ。これにピアノを重ねてみた。いい感じだ。ドラムは静かに鳴らす感じにして、ピアノのバッキングもループから持ってくる。ベースは気持ちがいいので、好きなように鳴らす。これがなかなかいい感じ。

静かながらも情熱的な感じが出たのでよかった。昨日まではドラムは元気に鳴って、ベースも動いて、いろいろな音があっちこっちなっていたけれど、これですっきりした。音が少なくても音楽は伝わるのだと感じた。ちょっと物足りなさも感じたので、エレピ のフレーズをちょっとだけ加えてみた。

そうしたら自分のイメージぴったりの感じになった。結局Logicのトラック数はミクちゃんも合わせて5つだけ。こんな少なくても音楽になるのだと感動。かつての先輩たちの演奏に助けられた。先輩たちが演奏していたジャズの音楽、ちゃんと曲名聞いておけばよかったなぁ。

そのあと動画を作った。無色透名祭は白地に黒文字だけなのでそこまで時間はかからなかった。もうその頃にはうっすら夜が明けてきた。二十六夜の時は月が残っていたが、新月手前の二十九夜。お日様の前にあるであろうお月様は見えなかった。



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