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「魔法使いの男の子」製作裏話 #1

ボカコレ

9月に発表した「気づいて」のあと、10月の曲はボカコレ になるなぁと考えていた。そうしたらお祭りになるのでどうしようかなぁって思っていた。もう少し早くにこの「魔法使いの男の子」は作る予定だったけれど、体調が悪かったり、なんだか「視線シリーズ」が盛り上がったりで延び延びになってしまった。

ここはいっちょ「魔法使いシリーズ」でボカコレに臨もうと考えた。この「魔法使いシリーズ」私のシリーズの中では評判の良い(と思っているだけ?)シリーズなのでボカコレ にはもってこいだと思った。

しかもボカこれには縁がある。前回のボカコレ2022春では「魔法使いの誓い」を前々回のボカコレ2021秋では「魔法使いの決心」を投稿した。それもあって魔法使いシリーズでいこうと思った。

男の子

魔法使いシリーズは「魔法使いの男の子」でもう7話目とずいぶん長い話になってきた。もうそろそろこの男の子のことも曲にしたいと考えていた。前回までの6話で「魔法使いの女の子」のサリア、「魔法使いのライバル」のテリアの両方に好かれているという、とっても羨ましい男の子です。サリアとは幼なじみで家も近い。親同士も仲良しという、幼なじみにありがちの環境です。

この世界、男の子の方も魔法は使える人もいるけれど圧倒的に少ない。「魔女」の世界なのだ。だから魔法を使える男性を意味する「魔男」なんて言葉は存在しない。「魔法使い」というとまだ「魔女」見習いの女の子とあまり魔力の大きくない男性の魔法使い全般を指します。

ここに出てくる男の子もサリアの魔法の強さには一目置いていて、自分は到底勝てないということも知っています。自分の発動できる魔法に比べてサリアの魔法の多さは桁違いだったのです。「恋」と言うより「憧れ」に近いものかもしれません。

幼い頃、サリアが魔女になると言ったのを支えようと思ったのでしょうか。サリアを魔女にすると言うのがこの男の子の夢の一つになりました。あまりにも二人近いので、恋人という感じにはならなかったようです。

いろいろ設定はあるし、初めて出てきた登場人物です。ちょっと説明も入れなくてはいけないな。今後の話にも関わってくるところなのでなんとなく話を作ってみるとなんと5番までできた。メロディーはまだできていないので、きっちり歌詞が当たっているわけではないのだけれど、こんな感じでやったらどうだろうと考えると5番だ。これは長すぎる。とりあえずはメロディーを考えよう。(^^;)

つづく


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