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「魔法使いのライバル」製作裏話 #3
テクノポップ
今回、ライバルちゃんはElectric Drumから音源を選んだ。そこでLogicで音源を選んでいるときに懐かしい?文字を見つける。TR-909だ。名機TR-808は知っている。1980年生まれなのでこの間40周年を迎えた。あまりにも愛されているので、復刻版が出ていたのは知っていた。
その後継機種がTR-909だった。何となく画像検索したら記憶がある。どこで見たんだろう。これも縁だろう。ということでTR−909の音色を使った。今回のキックとスネアはこのTR-909の音なのだ。
アナログのドラムとは違い、四つ打ちのリズムはリズムマシーンの方がよく似合う。ライバルちゃんの静かに、粛々と計画を実行する感じが表現できていいのではないだろうかと思いつく。この四つ打ちのキックなのだが、1番のときは坦々と計画を実行する感じに聞こえたが2番はドキドキするライバルちゃんの心音にも聞こえた。なかなかいい表現ができたたと自己満足に浸る。
これは今流行のEDMというよりテクノポップと言った方がいいのだろうか。この分野はあまり作ったことがないので、ちょっとこの先大丈夫だろうか。
アナログと違う
アナログのドラムセットの場合、4小節や8小節ごとにフィルと言ったりおかずと言ったりするちょっとしたドラムを激しく叩くフレーズを入れる。しかし今回のTR-909はそれを入れるとなんかかえってうるさい。ライバルちゃんのクールさを表すのにちょっと邪魔だなと思い、入れないようにした。
入れないようにすればしたで、今度はなんか寂しい。う〜ん、ここで何かないかなと思い音を探してみると、拍手の音(handclap)が入っていた。これは使えるのではと思い鳴らしてみることに。
お〜、なかなかいい。でもずっと鳴らすとうるさいから、小さめで入れてしまえ。ということでhandclapが入ることになりました。それを聞いていたら、浮かんでいたサビのロディーをちょっと修正して今の形になった。流れはいい感じ。
ない時間
今月は仕事がとても忙しい時期だ。しかも世の中が色々と変わってきた時期でもある。ということでDTMをやる時間がいつもの3分の1しかない。これはできるのかと思っていたが、早め早めでやればなんとかなるに違いない。ここで一月一曲新曲投稿を止めるのは嫌だ。もっと仕方のない理由だったらいいのだけれどね。
でも今月は8月、少なからず3日お盆休みがある。ここでなんとか詰められれば新曲発表に持ってこれるのではないかと目論んでいた。いつもギリギリなんだから、今回もギリギリでなんとかできるはずだ。
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