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「夜空のひまわり」制作裏話 #4
気持ち
1番と2番のサビを重ねる実験です。実際やってみた。うるさかった。(^^;)
あら~、コーラスのときの「ラララ~」とは違うんですね。やっぱり聴きにくくなっていた。せっかくいい案だと思ったのになぁ。同じ声だからうまく混ざらないのかな。うまくハーモニーが取れれば、二人の気持ちが合わさる感じがあっていいのになぁ。
う~んと考えてみて思ったのが「冷たい雨」で声質の静かなミクちゃんを採用した。同じミクちゃんでも歌い方が違うのなら区別がつくかな。と思ったら、これがビンゴ。いい感じに合いました。少しクロスシンセスを使って2つの声を混ぜます。
ラスサビ
女の子の方は大きな花火を見て自分の咲けなかった蕾を思い出してます。大空に咲いた花火を見て自分の恋の代わりに咲いてくれたと喜んでいます。お祭りに来る前よりも心が前に進んでいます。少しずつ以前の恋を忘れられるようになってきたみたいです。
一方、男の子はお祭りに来る前は自分が女の子のことを好きになってはいけないと思っています。なぜなら女の子が誰を好きかというのを知っていますから。ただ女の子がこの恋に決着をつけたのは最近なので、女の子がもう前の恋を引きずっていないのには気づいていないのです。
それでも彼女が花火を見て少し笑っているのはもう彼にとっては幸せです。自分が恋に落ちているということにもう気づいてしまったのです。花火を見ているのではなく彼女の横顔を見て、彼女の笑顔のために頑張ろうと決意します。自分の方に彼女の恋が向かなくてもそれでも笑顔を守りたいと決意します。ただもう自分の気持ちに気づいてしまったのでどうしていいかわからなくなっています。
この二人の気持ちを表すのに、音数が多いメロディーで元気な歌声を女の子の方に、比較的ロングトーンが多くて静かな声質を男の子の方にしてしてみました。自分ではなかなかいい仕事をしたと大満足。
しかし二人別々なことを考えているので何か一体感がない。ということで各フレーズの最後を同じセリフにできないだろうか考えた。違うことを考えているのに、同じ言葉を思っているのなら、もうこれは相思相愛ではありませんか。ということで考えに考えました。時間も頭も使ってできた歌詞。これも自分ではなかなかいい出来だと褒めてあげたいところです。(^^)
お互いの気持ちがわからないのでまだまだこの二人はこのままでしょうが、ぜひみなさんのお気持ちで二人仲を取り持ってはもらえませんでしょうか。
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