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「秘密の魔法の薬」制作裏話 #4

曲の長さ

メロディーはある程度決まったので考えた。たいてい話が長いから長い曲になってしまう。それならば最初から短い話にしておけばそんなに長くならないのではないだろうか。わかってはいるけれどできれば苦労しない。

今回はなんとか2分台におさめたい。ボカコレで5分はもう長い曲で聴いてもらえないだろう。ちょっとしたナルシストが、薬を使って女の子を振り向かせようとする。でもそれが叶わない。もっと強い薬にして心も体も病んでいく。これぐらいならば3分切れるのではないだろうか。それで歌詞を考えた。それでも長い。なんで〜。とりあえず保留。(^^;)

リズムマシン

今までリズムマシンのプリセットは使っていたがTR-808とか909だった。でも今回の曲の感じとは違うなぁ。勝手なイメージだがもっと低い感じ。腹にパンチがくるような低い感じ。だから今回はBig Roomというプリセットを使ってみた。

こんな画面初めて見た(^^;)

色々とたくさんのプリセットを楽しめるのもLogicのいいところだ。他のDAWも同じだろうが。でもこの感じが曲に合うのではと思った。そうしたらベースもシンセベースでブリブリいわせてみよう。アナログベースいや違う、エレキベースの弦を弾いて音を出すのもいいが、今回はテンポが速いのでシンセベースでやっていくのがいいだろう。

いくつか鳴らしてこれかなと思うのを選んでみた。今回は「Tense Synth Bass」で鳴らしてみた。これでドラムとベースが決まった。幸先いいぞ〜。リズムが決まると気持ちが上がってくる。いつもピアノとエレピ で作り始めるのだが、いつも元気のない曲で大丈夫だろうかと思う。でも少しずつ楽器を加えていくと元気になっていく。この曲を作り上げる感覚が毎回楽しい。自分のイメージに近くなるようになってくれるとますます嬉しくなる。

今回もシンセをどう重ねるか考えているだけで楽しくなってきた。どちらかというとEDMということになるのだろうか?いままで、EDMというのを意識したことなかったので、作り方動画など見てみる。そうすると。ドラム、リードシンセ、パッドシンセ、ループなどを組み合わせてできているというので少し驚き。

いろいろな組み合わせでできているのでまたそれも驚き。世の中知らないことが多いなぁ。そこで出てきた音を探してみる。「Alchemy」と「Retoro synth」にいくつか見つかった。いい感じだ。しかしちょっとイメージと違うのは恐る恐るパラメーターをいじる。それこそ爆弾処理班が爆弾を爆発させないように慎重にだ。初めの頃はいろいろいじって元に戻せなくなった。いじったプリセットをセーブすることも知らなかった。ということで成長しているんだなと実感する。まだまだ伸び代の方が長い自分なのであった。よっしゃ〜。(^^;)


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