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「君がすき」制作裏話 #3

お話

さてとお話だが、前作で女の子は星の王子の彼からプロポーズを受けるが、星空を眺めるのが好きであまり異性に興味がない。そんな女の子だ。そのお相手は星の王子、毎日世界中を飛び回って色々やっているに違いない。

ちょっとまって、この二人って接点ないじゃん。どうやっていっしょにするんだ。全く接点ないふたりをくっつけるのは難しいかな。そんなこというと星の王子からクレームがきそうだけれど。(^^;)

では強制的に同じ場所にいればいいのだということで王子が学校に通うことにしよう。彼女と同じ学校に通っていっしょにいる時間を増やそう。そうしたらいっしょになれる瞬間もあるだろう。

もう家も隣にしちゃえ。昭和のアニメや漫画にある。幼なじみで部屋が向かい側同士、糸電話で会話できる感じ。それでいこう。でもめちゃめちゃ目立つ星の王子とただの星好きな女の子。どうやってキッカケ作るの。いっしょになれるの?あ〜、やっぱり鉛筆鼻の下モードです。王子どうしよう?(^^;)

イラスト

MVの写真どうしようかなって思っていた。以前「秘密の魔法の薬」でイラストを描いてもらった粋さんにまたお願いできないかなと思い打診してみた。そんなに積極的にイラストをSNSとかに出す方ではないので、無理かなぁって思っていました。

コードとメロディーの簡単なアレンジと歌詞を送ってみたところ「いいよ」とのこと。これでいつも苦労する動画作りはなんとかなりそうだということで、曲で悩むことにした。そのあと少し経ってから、「イラスト動かしてもいい?」って言われたのでぜひにとお願いしてしまった。

またまたしばらく経って、ロケットやら星の断片的なイラストを見せてもらった。その時の私の第一声は「かわいい!」普段ダークなイラストを目にしていたので、ピンクでデフォルメされていてコロコロとしたフォルムはもう一気に好きになってしまいました。

このイラストに合うように曲のアレンジを少しいじることに。もともと宇宙シリーズはシンセを使って曲を作っていたので、今回もLogic付属のalchemyとrétro synthでさらにきらきら感を出していきました。こうやって二人が刺激しあって物を作れるのは本当にいいなぁって思いました。

でも肝心のお話ができていないではありませんか。本当にどうしよう。王子はたぶん彼女といっしょになりたいと思っているよね。
おお、物語の神よ。我に力を授けたまえ。創造神、物語の神に神頼みをする。(^^;)


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