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29日目 スペイン・ポルトガル 3,000kmのロードトリップスペインベテラン撮影コーディネーターのぶらり旅

29日目

今朝はそれぞれやりたい事があるのでAは旧市街に、私はニグランに行き、ガーデンセンター Casa Plantaでまずは明日のPさんへのお土産に鉢植えを買いに行く。中に入っていくと、おはようございます。何か必要でしたら何でも言ってください、と声をかけられる。女性だけがはたらいていて、きれいにレイアウトした店内を通って屋外の花コーナーに。沢山の種類の植物がよく管理されているのが分かる。色々見た結果、Pさんの庭にはなさそうで、楽しんでもらえそうな所で、Perla negra 黒い真珠という名の鉢植えに決める。葉が赤みを帯びた黒で花が落ち着いたピンク。レジでプレゼントなのですが、というと、ではお包みしますね、と他のカウンターに持って行って、どこを正面にしたらより美しいか見定めて、手際よく包み、素敵なリボンもつけてくれた。最近はショッピングバッグも有料なのに無料。うれしい事だ。

黒い真珠

次は眼鏡屋さん General optica。サングラスを鼻で支える部分が1つなくなっていた。こちらも気持ちよく直してもらって2€。

ここから選ぶ

そしてメインは魚屋 Pescadería Puri。私は蟹が大好物で、ガリシアには有名なガリシア産セントージヤというがあり、ここでは生きているのを売っている。私が待っている間にも二人の男性たちが続けて生簀の蟹やロブスターを買って行った。スペインではこのような高額の食材は男性が来て買っていくことが多い。きっと食べるのが大好きだから、食べたいものを気兼ねなく買いたいのだろう。

生簀の中の価格リスト

セントージャは1キロ19,90€。一番大きそうな黒っぽいのを選んで、メスである事を確認して出してもらう。1キロ弱、よしよし。

帰りに洗車場に行って洗車する。まず1€入れて洗剤の出るブラシで虫や樹液等の汚れをざっとこすり、次はもう1€入れて圧力をかけたお湯で洗う。移動して拭いてガラスはきれいにして終了。

まだ生きている

雑用を済ませ調理に。ネットで調べ、蟹が生きている時は、甲羅を下にして水で覆い、火にかけ、沸騰させ、甲羅のみそがこぼれないようにする。1キロ当たり沸騰してから15分を塩とローリエを入れて茹でる。きれいな色になった。あとは他の蟹と同じように処理。

出来上がり

最後のビーニャ・ベルデを開けてバヨナ最後のランチ。この蟹は甲羅の中のみそと汁をメインに楽しむものだが、身もしっかりとした味で美味。甲羅の中は幸せな味。最後に白ワインを少し入れて混ぜて味変。こちらもおいしかった。久々の焼きおにぎりも香ばしく、幸せな休暇にふさわしいランチでした。

バヨナ記念ランチ

夜中12:15からバヨナの花火が始まる。あまり大きくは見れなかったがテラスから見られたので満足。休暇の最後にこの街の花火まで見られるなんて、本当にラッキーだった。


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