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5-13 イギリス編 長期滞在のディープな魅力 ベテランスペイン撮影コーディネーターのぶらり旅

6月24日13日目 ケンブリッジ
 スペイン人は1日に5回食べると言われるが、それは朝起きて軽く何かをつまみ、10時半ごろにしっかりした朝食休憩が職場でも学校でもあるのでそこで遅い朝食、そして2時半ごろに前菜・メイン・デザートのしっかりした昼食、夕方おやつを食べて、夕飯は軽く9時頃に軽く食べるので5回。私はおやつなどの間食をしないタイプなので、今朝は友人が作ったレモンクリームチーズケーキほ朝食に頂く。ベースは袋に入れて叩いて崩したクッキーにバターを混ぜたものをまず型に敷き詰め、冷蔵庫に寝かす。その間クリームチーズ、マスカルポーネの水切りをして、砂糖、レモン汁、レモンの皮をおろしたものと合わせ、ハンドミキサーでよく混ぜる。これを型のクッキーのベースの上に平らに入れて一晩冷やす。仕上げにレモンの皮を上からかけてできあがり。レモン風味がさっぱりしていて、とても口当たりの良いケーキ。秘訣はフィラデルフィアではなくて、安くて味に癖のないクリームチーズを使う事と、クッキーは叩くこと。夏らしいケーキ。

レモンクリームチーズケーキ
朝ご飯

彼女は早速ご近所のスイーツファンにおすそ分け。この通りの入り口には This is a neighbourhood  watch Areaという看板がある。これは国内最大のボランティア主導の防犯慈善団体だそう。ジュビリー年や国王の即位の時には通りの住人が道をパーティー会場にして持ち寄りで祝ったそうで、ここにはまだ昔の長屋に似た、古き良き隣近所とのお付き合いがある。

 今までスペインの旅、そしてイギリス編を書いてきたが、今日は遂にnoteに初投稿することにした。アカウントを作り、初めての投稿文に写真をアップしようとしたら、写真が回転して、どうにも直せない。PCでやっていたが、スマホでやっても駄目。仕方なくAちゃんにSOS。結果縦に撮った写真は形を四角く変えなくては駄目だという結論に達する。方法があるナラ是非教えて頂きたい。問題はノートで写真を開くと、全て四角く表示され、どの写真が縦なのか分からないので、事前に写真を選び、加工してどこかに置いておいてそれを一つずつアップする方法でなんとか第一回の旅編がアップで来たが、今までそうとは知らず写真を撮ってきたので縦のものが多く、これはなかなか大変だ。やれやれ。

おしゃれなオランダ製ママチャリ

 今日は最高気温がまた上がったので、ざるのとろろそばに野菜のお惣菜。とろろは中華食材店で買ったものだが、なかなかおいしい。

暑いのでとろろそば

 肩が凝ったので久々にラジオ体操をやってみる。パンデミックの時はスペインではかなり長い間ずっと家にいなくてはいけなかったので、やった以来だ。第二までやるとうっすら汗をかいた。少し散歩に出る。ケム川の方に行くとプール帰りの人たちとすれ違った。川沿いにあるJesus green Lidoは、昨年で100周年を迎えた、ヨーロッパでもっとも長い100 yardの屋外プールの一つ。入り口にはこれから入場する人たちがいた。急に暑くなったのでみんなプールが恋しくなったのかな。

1世紀前からある屋外プール

 川沿いを散歩すると Narrowboat (せまい船)と呼ばれる船の上に洗濯物が沢山干してある。この川に停泊した船に住む人たちが結構たくさんいるのだ。もともとこの船は運河の貨物運搬用で、寝泊まりするのはほんの小さなスペースだった。その後他の運搬手段が発達し、人々は船を改装して家にしたのだ。定年したらこんな船に乗りながらイギリスの運河巡りをするのを楽しみにする人たちも多いとか。でも天井は低いし、本当にかなり狭そう。

左手前に洗濯物が

映画「Perfect days」に出てくるようなデザインの公衆トイレを発見。こんなすてきなデザインは初めて見た。

ケンブリッジの公衆トイレ

黄色い公衆トイレ


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