見出し画像

エジプト旅行記1-2019.3 準備編:衣服

エジプトで快適な衣服

3月末、エジプトもまだ猛暑ではないとのことで、半袖に加えて羽織などを持って行った。洗濯する時間が勿体無いとのアドバイスを信じ、捨てる覚悟でTシャツを日数分持って行った。あとスニーカーは必須。

実際のところ、屋外の観光地では意外と温度差が激しくなるので、Tシャツよりも長袖のスタイルが適していたと思う。あとは後ろの首が焼けるので、綿の薄手のショール。帽子、夜用の薄手の風よけパーカーはあると便利。

ルクソールにある王家の谷では、ピラミッドを作っているブロックと同じものであろう、黄土色の岩山一帯に点在するお墓を徒歩で巡る。午前中に観光したが、岩肌が明るいこともあって、太陽の光が強い感じがした。そして砂地の坂道も多いので、少し歩くと暑い!と感じる。それぞれの王の墓は洞窟状で中は階段やスロープで歩きやすく整備されているがスニーカは必須だ。お墓の入り口から、大体は5分程度歩くとメインの空間に到着する。お墓の中は深い場所であれば比較的涼しく、少し肌寒く感じることもあった。

ハトシェプストやカルナック神殿でも、日陰や建造物内に入ると少し肌寒く、太陽の下は肌がジリジリする。そんな環境下を歩くのに、半袖に薄手の羽織を重ねるも、体幹部が重ね着のため、汗ばんでなんとく気持ち悪い。

私の中で一番過ごしやすいと感じたのが、キャミソールに、ゆとりのある長袖の薄手(本当にペラペラの綿素材)のブラウス一枚を羽織り、下はモンベルの登山用絹のスパッツに、薄手の綿のパンツを履いたスタイルだった。これは太陽のジリジリを防ぐことができ、さらに風が通ると、涼しい。肌寒さは長袖なのでカバーされる。なんとも言えない快適スタイルだった。絹のスパッツは肌にくっつくことなく、さらりとしていて、肌寒さにも対応できる。

ちなみに、エジプトの男性の民族服で、ガラベーヤというゆったりとした風通しの良いものがある。綿や麻の素材で、下着には木綿のアンダーシャツを着るらしい。男性服ではあるが、この衣服機構と近いものを自然に選んでいたのだなと納得した。

屋内のエジプト考古学博物館などは、Tシャツにスカートでも大丈夫。カイロやルクソールの街中はゴミも少ないし道路も比較的綺麗だが、砂ぼこりが多く、トイレのことも考えると、スニーカーが安全な気がする。私は終始この街ではスニーカーだった。


快適な衣服スタイルまとめ

綿の薄手の長袖、薄手のパンツ、薄手のショール(巻物)、帽子、スニーカー、風よけナイロンパーカー