小泉今日子は今、自由な表現ができる場所にたどり着くために、行動している “はふぽのコラム”

こんにちは。ハフポスト日本版の榊原すずみです。

私たちは、例えば会社や仕事と自分が合わないと感じた時、転職をしたり、フリーランスとして独立したり、さまざまな選択肢があります。
そして、新天地で以前の会社ではできなかったような活躍ができたり、新しい仕事にチャレンジしたりすることも可能です。

最近は少しずつ変わりつつあると言われていますが、芸能界は少し状況が違う場面もあるようです。
SMAP解散後の新しい地図の3人、『あまちゃん』で大活躍したのんさんなど、新天地を求めた結果、新しい表現、自由な表現がしにくくなった時期を経験した人たちもいます。

小泉今日子さんも、長年所属していた事務所から独立した一人。俳優業にこだわることなく、新しい表現、自由な表現を求めて制作する側にまわったり新たな試みをしています。

そんな小泉今日子さんから、ADHDで幼い頃いじめにあった経験がありながら、現在は自分が輝ける場所を見つけた一人の女性のコラムまで、今週もバラエティ豊かな3本が、揃いました。

おすすめ①
小泉今日子さんが望む未来「15歳の私が勇気を出した一歩が、いまの自分につながっている」

今回、小泉今日子さんのインタビューは前編、後編2本が出ていますが、こちらは後編です。
俳優・豊原功補さんらとともに、はじめてプロデュースした映画『ソワレ』の公開に合わせて、自身の事務所独立や、新しい地図、のんさんなど最近の芸能界の変化までさまざまなお話をしてくださっています。

(年齢がバレますが)私の中で小泉今日子さんはアイドルとしての“キョンキョン”、しかも他のアイドルとはちょっと違う存在感を放っていた“キョンキョン”のイメージがとても強く残っています。

このインタビューを読むと、なんとなく他のアイドルとは違う存在感があった“キョンキョン”の素、といえばいいのでしょうか、核といえばいいのでしょうか、そんなものがとてもよく伝わってくるような気がします。

いつまで経っても、キョンキョンはキョンキョンなのかもしれません。
前編と併せて、ぜひお読みください。

おすすめ②
「萌えキャラ」イラストで何を訴えたかったのか。そして、なぜ私がモヤモヤを抱くのか。

アイドルがひとつの“アイコン”の形と考えれば、“萌えキャラ”もまたアイコンのひとつということができるのでしょうか。

昨今、萌えキャラを使ったキャンペーンや広告が様々な形で展開され、賛否両論、議論を呼ぶことが増えているような気がします。

今回は環境省が打ち出した「COOL CHOICE」キャンペーンで2人の女子高生「君野イマ・ミライ」を使ったPR動画がSNS上で話題になりました。

広告やキャンペーンには、より多くの人、さまざまな年代の人に広く周知してもらう目的があります。中には「この層(ターゲット)に向けて伝わればいい」と明確な目的があるものもあるでしょう。

では萌えキャラを使うことで、そのキャンペーンや広告で訴えたいメッセージが伝わるのかが、とても大事なポイントになってくるのではないかと、私は個人的に考えています。

表現の自由の観点から萌えキャラ自体を否定するつもりはありませんが、本当にそれが、一国の行政機関が打ち出すキャンペーンとしてふさわしいものなのか。
行政機関のキャンペーンに限ったことではありません。
どんなものであっても、どんな人にどんなメッセージを届けたいのか。
それを考えて、イラストやキャラクターを制作することは、とても大切なことなのではないでしょうか。

それは例えば日々、私たちのようなメディアの人間が誰に向けて、どういうメッセージを届ける、ニュースを届けるかを考えるのと同じように……。

おすすめ③
ADHDの私でも輝ける場所がある。それがバンライフとの出会いだった

ハフポストのコラムニストの中でも、レギュラー陣の一人になっている菅原恵利さん。
今回は自身が抱えるADHDという発達障害と自分が自分らしくいられる、働ける、生きられる場所について綴ってくれました。

まわりの言っていることがよくわからず、空気も読めず、いじめられていた学生時代。きっと、どんどん自分に自信がなくなっていったことでしょう。

でもいま、菅原さんはハフポストのコラムだけではなく、YouTubeもはじめ、そのチャンネル登録者数は4万人を突破。自分らしい表現の形を手に入れることに成功しています。

「〇〇ができないから」
「〇〇が苦手だから」
そうやって言い訳をして、逃げたり、チャレンジしなかったりすること、誰しもあるのではないでしょうか?
私も、挑戦できていないことがたくさんあります。
きっと多くの人がそう。

でも、ちょっと一歩踏み出せば、何かが変わるかもしれない。
いいえ、変わるんです、きっと。

ハフポストでコラムを書いてくださっている方たちは、その一歩を踏み出すことができる人、できた人が多いような気がします。
ハフポストの記事にいろいろ触れて、元気をぜひ分けてもらってください。




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