幼馴染の回路はショート寸前 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 アニメ第10話感想
かすみんの可愛さを褒めるように見せかけて、ニャンニャンして可愛さマウントしていくしずくちゃん。この腹黒感あるしずくちゃんが好きなんだよなぁ、ネオ桜坂しずくは最高だぜ。
おっぱ……やっぱりアニガサキは最高だぜ!
幼馴染は敗北するのか
合宿所に到着してまっさきに布団を確認する侑ちゃんエッロ。
「だね」と追従する幼馴染もさすがです。
スクスタでは上原さんが隠し味を隠すことで中川さんの料理の味を誘導していた役割が、アニメでは彼方ちゃんの料理スキルによる中和というのが闇である。
9話で愛さんハブって2年生組でデートにいく場面があったのに、上原さんと優木さんの仲があまりよくなってない感あるよね……
それにしても、彼方ちゃんが左肩をはだけさせているのがエロすぎる。
人妻じゃないのに人妻感あるのがさすがですよ、彼方。
「彼方ちゃんはベッドの上でリラックスしたいなー」
――落ち着け、全集中したら駄目だ、落ち着け――獣の呼吸はいけない。
「ステージに立つだけで、胸がいっぱいになっちゃいそうだよぉ」
――落ち着いた。
他のメンバーが所信表明しているのに、このコメントをするあたり、すっごく上原さんらしい。
思えば、わたしがあなぽむ推しになったきっかけは、
順位なんて気にせず、あなたと一緒にアイドル活動ができたことが嬉しくて笑顔になってる上原さんなんだよなぁ。そんな幼馴染のスクールアイドルとしての良さをあなたちゃんがプロデュースして、どんどん開花させていくってのがすっごく素敵なんだ。
幼馴染はふたりでお皿を洗う。
1話ではスクスタと逆で侑ちゃんが「ねえ覚えてる」のポジションだったけど、今回は本家である上原さんの「ねえ覚えてる」で実家に帰ってきたような安心感がある。
3年生と1年生が仲が良いのにバラバラしている2年生。
幼馴染の姿が見えないだけで探しに行ってしまう幼馴染は、ほんとうに幼馴染の鏡だと思います。でも人間的にはよくないよね……
そこで柔軟している愛さんのこと、もっと考えてください。
――ちょぼ先生の4コマに精神汚染されているので、上原さんと愛さんがあんまり仲良くない様子なのに違和感あってしかたがない。
しずくちゃんはほんといけいけドンドンするようになったなぁ。
プライベートでは理想のヒロインとかけ離れる演技派大女優ほんと好き。
3話の再演。
譜面無しでCHASEを演奏する幼馴染。コツコツは上原さんの専売特許だけど、一歩一歩進んでいるのは侑ちゃんなんだよなぁという話。
「私達にみえるのは、ステージからの景色だけですから」
「侑さんの大好きが見つかったら、今度は私に応援させてください」
このあたり『可愛い服を着た自分を観客ではなく侑ちゃんに見て欲しい』『私の夢を一番に応援して欲しい』という上原さんのスタンスと対比になっており、幼馴染の負けヒロイン感を間接的に演出してくる。
キラキラぁという効果音と共に直接的に演出してくる。
上原さんすまねぇ、わたし――めっちゃ爆笑した。
侑ちゃんのパジャマがボーダーで優木さんとオソロ感でているのに草生える。そりゃあ幼馴染も表情なくなります。
幼馴染の布団の隣には当然幼馴染。
そして優木さんと侑ちゃんは上原さんが何を話たか監視できる場所に布団が配置されている。
いつだって、ホントの恐怖を教えてくれるのは幼馴染。
この執着、潤んだ瞳……まずいですよ。
練習場面で笑顔を取り戻した幼馴染にホッとする。
しかし、幼馴染の手をとるのは果林先輩。
幼馴染を捕まえるのは彼方ちゃん――くっ、可愛すぎる……
プリズン(牢獄)に囚われた幼馴染は、優雅に動画を再生。
1日でデビューステージが10万再生される朝香果林という神。
現実でも1週間で30万回再生されてた先輩。
上原さんぽむ玉しか写ってなくて草。
しずくちゃんの怪しいポーズにも草。
女子高生の水着
これはいけません、いけませんぞ……
ンンン、グラマラスバタフライを連想させてきていけませんぞ……
彼方ちゃん、彼方ちゃん助けてくれ、彼方ちゃんのButterflyを――
ンンンンンンン、人妻風お姉ちゃんのPVが流れてきてエッチすぎますぞ。
まずいです、まずいですよこれは。
特に最後の画像、尻と優木さんの腰のお肉のエロさがまずいですよ。
健全に見せかけて不健全な虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が健全になってしまいますぞ。
「月がキレイですね」
「ンンン、サテライトキャノンが撃てますぞ」
――幼馴染はベンチに座りクールダウン。
「歩夢の夢を一緒に追いかけて、今の私がいる」
「そして、みんなとも」
「え?」
「私達ならきっとできます」
「うん」
「……」
上原歩夢の幼馴染は彼女のことをいちばん知っているハズなのに、前を見すぎて隣が見えなくなっている。
しかし、それ以前に上原歩夢が幼馴染の隣に立てていないだけなのかもしれない。
――花火がはじまり、ロマンチックな雰囲気にベンチで座る距離を縮めてきた幼馴染の感情こそが、彼女が望む幼馴染の隣なんだ。
上原さんは恋愛アニメのキャラ
他のキャラクターのストーリー軸がスクールアイドルであるのに対して、上原歩夢のストーリー軸は恋愛である。
スクスタより幼馴染に対して距離が近くなったぶん、他のことに目を向ける余裕があるのがアニメでの上原歩夢だなぁって感じもする。
1話の感想ではこう書いたけど、距離が近いからこそ離れることができなくなってしまったのがアニメでの上原歩夢なのかな――今はそんな解釈をしている。
スクスタだと「今は私との時間だよ」「あなたを独占できないのは仕方ないけど」のようにオンオフ?を切り替えていたし、他の女の子とデートをしている『あなた』を許容していたけど(曜ちゃん除く)、アニメでは他の女の子をスクールアイドルとして推す『侑ちゃん』に嫉妬をして、許容できていない。
『あなた』はエマさんを筆頭にヒロインに対する愛が重かったけど、『侑ちゃん』はせつ菜以外には推しというほどの熱量を持って応援しているワケでもないというのにコレ。
『あなた』は主体的に上原歩夢をひっぱっていくキャラクターだったのに対して、『侑ちゃん』は受動的に上原歩夢を受け入れ隣にいてくれるキャラクターなのがこのへんの差なのかなぁって思う。
スクスタではこんな感じで『あなた』の行動を理解するために行動する幼馴染(かわいい)なんだけど、現状アニメでは幼馴染であることに胡座をかいて、対話を怠り敗北する幼馴染のポジションに居座っていると思うんだ。
幼馴染という関係を積み重ねてきたのは、上原さんの得意のコツコツ一歩一歩なんだけど、高校2年生に至ってカップルになってないどころか地盤が固まっていないというのは速さが足りなくて、他のヒロインが付け入るスキになってしまっているという印象。
――スクスタと違って恋愛的な好意を向けてきているヒロインは上原さん以外誰もいないんだけど……
アニメでの上原歩夢は、まだ開花宣言どころか夢への一歩へ至っていない。あなたに想いが届いて欲しいという段階なので、来週描かれるだろう『これからの成長』が楽しみである。
侑ちゃんの胸が退化する不具合は許されない。
スクスタくん
連動シナリオでスクールアイドルの願いありがとうございます。
ひらめきバッジ星2の配布もクソゲー味が深くてうれしいです、本当にありがとうございました。
スキ好き。執筆活動の励みになります。