回線を複数持つことのすすめ

近年は数多の格安simが多く登場し、さらには大手キャリアから格安ブランドの提供も行われるようにもなっている。そうした携帯回線事情はsim選びが何より重視されるようになっていると言える。そのsimに関して、今回は回線を複数持つ事の利点を3つ述べていくこととする。

1 料金面とデータ使用量の調整がしやすい
simを複数持つことの特徴は維持費とデータ容量を自分好みに組み合わせることができるようになることである。1つの大容量プランよりも低用量+繰り越し付きの中容量を組み合わせる方が料金を抑えられ容量も多めに確保できるといったように、自分で使う分に応じて調整ができるようになる。そうすることで普段から自ら調べ・考えることを否応なく意識させられるため、常に情報に対するアンテナを張ることにも繫がる。

2 デュアルsim対応の端末の活用
海外では既にsimを複数搭載できるデュアルsimに対応する機種が当たり前になっている(近年は日本においても対応端末が増えてきている)。複数のsimスロットを活用する事で端末を複数持ち歩く場面を減らせ、災害時などの非常時での通信の切り替えも容易となる。

3 災害時などの非常時への対処が容易に
回線を複数持つことの最大の利点は間違いなくそこにあると言ってもいい。回線が1つだと回線障害が起きた時に途端に対処できなくなるが、違う会社の回線を複数持っておくと、一方が障害発生で使えなくなってももう一つの回線を使うことで回避可能となる。そのため、回線を複数持つことが非常時下にあっても危機を切り抜けるための武器になるのである。

デュアルsimの端末は近年は存在感を大きくしてきていて、それを最大限活用するのに必要なのが回線の複数持ちなのである。何かあった時に対処しやすくできるよう、デュアルsim対応の端末を積極的に選ぶことを意識したい。特に従来型に親しんできた30代以上は1回線契約が主流だったのもあり、その時の流れを引きずり回線を複数持つことを重要視していない人も多いと思うので是非とも回線の複数持ちについて今一度調べ考えてみるといいだろう。

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