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トモダチガイドがあの“世界のユネスコ“を案内しちゃいました!@世界遺産 石見銀山 #世界中の人をトモダチにしたいベンチャー

こんにちは。
旅を通して、世界中の人たちをトモダチにしたい
ハバー 広報さまこです。
(11本目の更新! 現在週1更新にトライ中〜)

江戸時代のレトロな街並み。かまどで炊くご飯。街並みや家の中から日本らしさ、懐かしさを感じる。人口400人の小さな町ーーー
世界遺産 石見銀山遺跡がある大森町

みなさん、行ったことありますか?^^


▶︎今回はどんなことがあったの?

2007年に世界遺産登録をされたこの地域で、「持続可能な社会」をテーマにユネスコのユネスコのシンポジウムが3月13日(水)〜3月15日(金)で開催されました。
アジアを中心に、モンゴル・ブータン・フィリピン・ミャンマー・ラオス・タイ・ベトナム・アフガニスタン・カンボジアなどから各国の教育大臣や教育機関幹部が参加。石見銀山地域の魅力や想いを伝えるために、ハバーのトモダチガイドもご協力させていただくことに。

今回は世界遺産 石見銀山とユネスコ、そしてそこに暮らす方々の様子をトモダチガイドの2人を中心にレポートします! 

▶︎トモダチガイドって?
・2020年に向け、国際交流をしたい日本人と、訪日外国人をマッチングさせるCtoCサービス
・友達をもてなすように案内をする「友達のようなガイド=トモダチガイド」よくある観光地域ではなく、自分が住む地域など、ローカルな日本を体験してもらう
 (一緒に歩く。食べる。飲む。例えば三軒茶屋の三角地帯、鎌田のせんべろなど・・・日本人にとってもディープな場所へも行きます!)


(トモダチガイの2人、写真左:華子さん、写真右:深田くん)

▶︎華子さん:石見銀山のトモダチガイドはどうだった?

初めて訪れた土地で、自分がいつものように自信を持ってトモダチガイドできるのか、正直不安でした。
でも、着いたその時から石見銀山に何か「懐かしさ」を感じて、どんどん惹かれていきました。そこに住む方々に会うにつてれ、皆さんの魅力にも圧倒されて。
で、「ここの土地のこと、ここの人のこともっと知りたい!」って私が思った気持ちは、恐らく来られてた各国の参加者の方たちも思っていたんだと思います。そこをわかるように一緒に考えたり、石見銀山の方たちに質問をして、返答を英語で参加者の方たちに伝えることで、いつものトモダチガイドのような楽しさや、同じ時と場所を過ごした共有感が感じられてきました。
私のトモダチガイドのモットーである、「一緒に楽しまなきゃ楽しくない」も今回も成し遂げられたと思います!

>さまこ
今回の写真でたくさん見れた華子さんと参加者の方々の笑顔が、本当に印象的なんです。
一眼レンズで、みんなの素敵な笑顔を引き出してくれた写真はどこかあたかかくてほっこりします。

>さまこ
初めてきた人に「 ここの土地のこと、ここの人のこともっと知りたい!」と思わせる石見銀山の魅力ってどんなとこなんだろう?

▶︎石見銀山ってどんな場所?

もともと銀が採れる有名な地域で、その当時は10万人近くの人が住み賑わいをみせていた。
しかし銀が採れなくなるにつれて、銀山からは人が離れていき、現在は400人しか住んでいない。しかし、アジアの有名な採掘場であったこと、江戸時代の街並みを残していることが評価され、2007年に世界遺産登録された。

“観光名所“として注目を浴び、たくさんの観光客が訪れた。
 世界遺産ブームにあやかって、ビジネスチャンスを見出し外から来た人がお店を作り、一時的に町の人口も増えたが、世界遺産ブームが過ぎ去っていくとともに、商売も立ち行かなくなり、人がまた少なくなっていった。
こういった歴史を歩んできた石見銀山だからこそ、そこに住んでいる人は一過性の盛り上がりからは一線を画し、自分たちの暮らしを軸に置いた生活スタイルに価値を見出してきました。
この価値観を衣・食・住・美の観点で発信しているのが群言堂である。

>さまこ
「◯◯で有名!」とブームに流されるのではなく、自分たちのあるべき姿に戻ったからこそ、一層魅力が深まったのかもしれない。


▶︎深田くん:石見銀山のトモダチガイドはどうだった?  


僕自身、この町がすごい好きなんです。
だからこの町に来た人が町を好きになって欲しいと思いながらガイドをしました。好きなところとは、街並みと人のあたたかさと町の文脈、そこから生み出される“最先端“の知恵。「復古創新」をテーマに石見銀山生活文化研究所さんや中村ブレイスさんが江戸時代からの街並みに新しい要素を加えながらより良い形にしている。また石見銀山生活文化研究所さんの代表である松場 大吉さん・登美さんも本当にステキなご夫婦で、今回ガイドや通訳という形でこの町に少しでも貢献できたことを誇りに思っています。


>さまこ
群言堂を展開する株式会社石見銀山生活文化研究所さんの動画。
山陰地域がもつ深い色合いに吸い込まれます。

▶︎石見銀山の地に根を下ろし、美しい日本の生活文化を、次の世代へ。

松場大吉さん・登美さんというご夫婦が中心となり運営をする株式会社石見銀山生活文化研究所。 

この町の日々は、私たちの足元にあるたくさんの宝に気づかせてくれます。四季の移ろいを感じるよろこび。古いものを繕い活かすたのしさ。暮らしの中で受け継がれてきた、手仕事の美しさ。私たちの願いは、そんな日本の美しい生活文化にもう一度光を当てて、次世代に伝えていくことです。私たちはこれからも「復古創新」を合言葉に、古きを活かし、時代に合った進化を続けて、この地でしかできないものづくり・ことづくりに取り組んでゆきます。(HP原文まま)


▶︎どうして石見銀山にユネスコが来たの?

石見銀山という場所が、ユネスコが現在掲げている「持続可能な社会の実現」に向けたヒントがたくさん詰まっていると考え、2016年に石見銀山で初めてユネスコ会議を実施されました。 
その後バンコクでの会議でも石見銀山の暮らしの様子を発信、ブラジルの会議でも石見銀山のメンバーを招集、そして3年の月日を経て、各国の教育システムに大きな影響力を持つ教育大臣・教育機関幹部が石見銀山に訪れることになりました。

▶︎ユネスコとは?
ユネスコとは、国際連合教育科学文化機関です。
英語で表わすとUnited Nations(国連) Educational(教育の)Scientific(科学の) and Cultural (文化の)Organization(機関)で、それぞれの頭文字をとって“UNESCO”となります。ニューヨークに本部を置く国際連合の専門機関の一つで、その本部はパリにあります。

▶︎華子さん:ユネスコに参加された方々をガイドしてどうだった?

当日は緊張していたけど、振り返ってみるといつもと変わらないトモダチガイドができたと思います。
ユネスコに参加されている方々もお互いに初対面だったけれど、時間を過ごすにつれてお互いのことがわかるようになり、私たちトモダチガイドもその仲間として溶け込んでいく感じがしました。
 トモダチガイドの中で石見銀山だけではなく私個人のお話をした際に、ブータンの方に「あなたは将来はどんなことをしたいの?」と聞かれ、
私は「みんなを幸せにしたいと思っているんです。でもどうやって幸せになって欲しいか方法はまだわからないんです」と答えたら、「あなたは笑顔とお話で人を幸せにしなさい」と言われたのがすごく心に残っています。

またシンポジウムの始まりにユネスコの職員の方から
「今日、この場には各国から数人しか来ていない。でも、参加したあなたたちの先に何百万人もの子供達がいる。何百万人分にも伝えたい良さを感じることができると思います」とあったお話がすごく印象的でした。

▶︎深田くん:ユネスコに参加された方々をガイドしてどうだった?

みなさん、すごい喜んでくれて、僕たちに感謝してくれました。ユネスコ会議に参加された方々はお互い初対面なので、僕らがカジュアルに楽しげに話しかけてくれる状況を楽しんでくれていたと思います。
僕もブータンの教育大臣の言葉が印象的ですね。
この方は自らが「幸せの国」を体現しているような方で、シンポジウムの最後のインタビューで「石見銀山では銀は採れないけど、ここにはゴールデンダイヤモンドに輝く暮らしの知恵がある」と仰っていました。
今回は地元の方が案内役として、僕は通訳に重きを置いてガイドをしましたが、トモダチガイドを通じて自分の好きな町の文脈を知ることができたり、普段絶対に出会えない国の方から新しい気付きを得られることがトモダチガイドの魅力だと再認識しました。

>さまこ
実はこのユネスコに参加された方の中には、先端的なテクノロジーをイメージして日本に来てくれていた方もいらしたそうで、「どうしてここに?」と思われた方もいらっしゃったそうです。

でも時間を過ごす中で、この地域の魅力に本当に触れ、最後にはとても素敵な言葉をくれたんだなと思います。
知っている・見たことがある。だけでは絶対に伝らない、訪れたからこそ伝わる良さが石見銀山にはきっとある。

>さまこ
シンポジウムの最後に、今回のシンポジウムに貢献してくれた方への賞状をいただきました!
ユネスコのみなさんから大きな気づきや、貢献をしてくれた人たちに渡されるもので、参加されたみなさんのサインが入っています。
最後にこんな想いのこもったものをくれるユネスコのみなさんが本当に素敵!


今回語りきれなかった「どうしてハバーが石見銀山地域に呼ばれたの?」や、石見銀山生活研究所さんの素敵な様子はまた次回、別の回に書きたいと思います!


最後はガイドをやりきった2人の仲良しな様子をご覧ください〜〜〜!


それではまた来週〜!

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株式会社Huber.
#旅を通して 、世界中の人たちを友達にする。
https://huber.co.jp/

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<Huber.サービスプロモーションビデオ>
https://www.youtube.com/watch?v=kLieQpUPly4&t=4s
魔法のスパイスを持つCCOのエモい動画をどうぞ!
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<トモダチガイドサービスページ>
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