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海外移住するときに大切なポイント

1.治安が良い地域であるか?

 最初に海外留学するときに考えたのは、文教地域に住むことだった。

どうやって、絞りこんだかというと、年収と学歴が高い地域だ。

今の時代は、ネットで簡単に調べられるが、昔は、お試しに1ヵ月ほど留学して、大丈夫そうだと判断したら、1年以上の留学を決めた。

学歴が高い人々が暮らす地域は人々の年収も良く、安全なので、家賃は高い。しかし、留学後に働くことも考えたら、年収が高い地域に住むのは悪くはない。

私は、寮やシェアハウスでルームメイト達と生活をした。

エリートたちだって、学生時代は質素に自炊して生活をしていた。

寮で暮らしている間に、学内掲示板でシェアハウスを見つけた。

当時のルームメイトは二人とも今は、大学教授になっている。

フランス語ができなかった頃は、現地の日本語新聞などで探したこともある。 しかし、一人暮らしだと語学が上達しないと気がついて、入れる寮を探して入った。

寮に入ってよかったのは、日本人やアジア人が全くいない環境になったので、フランス語ができなくても、英語で話せる友人ができた。

寮に親に入れられたお嬢様は、個性的でエライ弾けていて、超絶、面白かった。 元々、勉強は好きでないお嬢様は、遊びの天才で、週末には、何かと友達を引き連れて、いろんなパーティやイベントに行った。

海外でどんな人達と出会えるか?も大切な要素でもある。

家賃が安い、治安が悪い地域で犯罪には巻き込まれたくないから、

海外で日本人は大体、良いところに住んでいる。

家賃をケチって治安が悪い地域に住むことは、最初から考えていなかった。

日本みたいに、家賃が安いのに、治安がいい国なんて、そうそうないことを

海外に出て初めて、知った。

日本人は、温室育ちだから、安全をお金で買うという概念がない。

2.食事が合うかどうか?

SNSなどでも、欧米には、お惣菜はない!という人がいるが、住む地域によると思う。

アメリカやフランスの大きなスーパーだと、デリのコーナーがあるから、調理済の料理やサラダとか買える。 

アメリカの日系スーパーは、日本と変わらないから、お惣菜も売っている。

フランスのスーパーで大好物だったのは、パエリアの実演販売。

大きな鍋で買い物客の前で調理し、出来立てパエリアが当時400円から500円くらいだったので、パエリアを売っていると、必ず、買っていた。

ベトナム系中華料理のテイクアウト専門店で、炒飯や春巻きや中華の炒め物をよく、買っていた。

アメリカもフランスも日本食店はあるので、高いけど、食べたくなったら、行っていた。

現地の食事があわない人は、大体、帰国するから、いきなり移住よりも

お試し移住か旅行で食べ物が合うかどうか?チェックした方がいい。

日本人が23%しかパスポートを持っていないのは、食の問題が大きい。

せっかく、海外旅行しても、日本食店ばかり行く人もいる。

外国料理も日本人向けにアレンジした店の方が、本場より美味しいと言う人もいるが、郷に入れば郷に従え!と感じる。

3.文化的な香りがする地域か?

名所旧跡、世界遺産、絶景、美術館、博物館、エンターテイメント、特産品(ワイン、チーズ、香水、オリーブ)など、

日本では観られない光が見えるか?

観光という言葉の意味は、その国の輝いている部分を観て回ることだ。

現地でしか見られない美しい景色や風物を体感すると、ハッと気づかされることも多々ある。

日本にいたら、感じ取れない何かを観光地で知ることができそうな場所に暮らすことも大切かと感じる。


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