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マメルリハの純情

2018.03.20 ちょっと学んだ

前回から約8ヶ月後の春に人間のぱぱ(弟)がうちへやって来ていた。今回も分かりやすく愛情表現をしないひねくれ者のマメルリハ・シャル。でもいざぱぱにかまってもらえると、冒頭の画像(弟の指とシャル)の通り、締まりのない顔でデレデレしていた。ただし、この画像撮影時もそうだが、弟からはそんなシャルの表情は見えていない。だからやっぱりシャルの愛?を信じなかった。

その後弟が帰った後、帰宅した旨電話があった。前回のように狼狽えはしなかったものの、興奮状態なのか、怒っているのか判然としない様子だった。具体的には、翼を少し持ち上げてみたり、怒ったような鳴き方をしていた。

こうなること(人間のぱぱが帰ってしまうこと)は分かっていたが、悲しくて不安定になってしまったのかもしれない。

2019.04.12 知らんぷり

仕事が忙しくて疲れ切った状態の弟が来た。そのため、シャルはあまりかまってもらえなかった。スマホを見ながら弟と母が親子の話をしている間、シャルは仕方なく一羽でいるか、同居人の鳥嫌いである私のところに妥協して来ていた(笑)

そのためなのか、この時は人間のぱぱ帰ってしまってもシャルは知らんぷり。

会えなくてもぱぱの声が聞きたい

ある時、母と弟がスピーカーホンで通話していた時の事。
シャルは母のスマホの前に陣取ってぱぱの声に一所懸命に聞き入っていた。そのまま毛繕いを自分で始めた。母が弟と話しながら、指でなでてやろうとしたら、母の指を噛んで拒否した。我が家では「クシュクシュ」と言うだけでシャルは頭の羽毛を逆立てて、なでてもらいたがる行為である。拒否することはまず無かった。

私の想像では、弟にクシュクシュしてもらっているのをシャルが想像しながら自分で毛繕いしていたからではないかと思っている。

後日また母が弟に電話しようとしていた時の事。
スピーカーホン状態での呼び出し音の段階で察して、籠外活動中だったシャルが何が起きるか察して母のもとにすぐ飛来した。そしてスマホ画面に映る弟の顔(電話帳に設定してある画像)をベロベロなめていた。この様子を見た母に促されて弟がしかたなくシャルの名前を呼びかけると、呼ばれたことはわかったものの声が出ず、結局弟にシャルの愛は伝わらなかった。

これを見ていた私は、一度弟に「私の今度の誕生日プレゼントはいらないから、代わりにシャルとビデオチャットをしてほしい」と言ってみた(私と弟は普段あまり連絡を取らないが、それぞれの誕生日にプレゼントだけは贈る習慣がある)。シャルの様子から、直接弟と顔を見ながら話せたらさぞ喜ぶと思ったのだ。普段から弟はビデオチャットを嫌がるので、プレゼントよりは安上がりでやってくれることを期待した。

残念ながら断られてしまい、いまだ弟とシャルのビデオチャットは実現していない。

先程のスマホ越しに人間のぱぱに名前を呼んでもらうも返事ができなかったシャル。それで興醒めしてしまった弟が電話を早く切り上げてしまった。するとシャルは母の頭に乗って騒ぎ、文句を言っていた。じゃあちゃんと返事すれば良かったのに。

同居人のLINE

ちなみにシャルがまだ電話の着信音とLINEの着信音の違いを理解する前の事だが、私が出先から母にLINEを送ると、「ぱぱかな❤?」という様子でシャルが母のスマホの所に来た。スマホ画面を見て弟ではないと分かった瞬間、怒って母をかんだらしい。最低・・・・

出来ればシャルと早期同居解消したい鳥嫌いの私が、好きな人に対して素直になることは大事なのだとマメルリハから教わった。反面教師として。



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