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人生4度目のギターリペイントをする

このnoteからの続きです。

さてさて、ハードオフジャンクばりの塗装が施された初エレキがこちらです。
若気の至り。トーンカットが施されております。

カットラインをマジックで書き込み

表面はポリ塗装を無理くり落として、ホームセンタースプレーが吹いてありますが、背面はポリ塗装のままとなっています。
今まで、ヤスリ、温めてスクレーパー、剥離剤塗布のパターンをやったことがあるのですが、今回はスクレーパーにすることに。

なぜなら、今は道具があるから。
その名もOLFA 14B

丸っこい鉄の爪ではぎとる!

かなり良好な使い心地で、アイロンでしっかりと温めてから刃を入れるとスルリと剥がれます。
ちなみにポリ塗膜がガリガリなるようだと温め不足。
また一つ、他に使えないコツを身に着けたような気がする。

楽勝!

表側はガリガリの下地+ホームセンターラッカー+経年変化の収縮でボコボコのため、網ヤスリサンディングブロックで落とします。

網ヤスリでないとすぐに目が詰まってしまいますねえ

カット部分を黒に塗りましてネックを並べてみます。

うーん、イイ感じ?

でもここからが大変。
角を切り、ノミで成形、ヤスリで仕上げ。

形になってきました

さらにヤスリを続け、、、白がいいよ!との娘の一声で白を塗ります。

すこし温かみのある白色にしたいなあと思い、オスモオイルの絹色にしました。今は廃番カラーかも?

この塗料は木部にしみ込んで樹脂層を形成します。
塗りこんでから耐水ペーパーで磨くとピカピカになる塩梅。
また、植物性油の塗料ということで匂いが優しめで、家の中で作業しても怒られません(重要)。

とりあえず、数回塗ってからヤスって仕上げましょう。

・・・
・・

さてさて、乾燥の間に、外したパーツを見て見ます。
ハムバッカーはGOTHOのもので、品番などは書いてありませんでした。
ネジを外していくと簡単に分解できるので、ポールピースをアルニコ5に変えて、もともと入っていたマグネットは抜いてしまおうかなあ。

抵抗値はどちらもシリーズ配線状態で11kΩくらいでした
配線を変えてみても音が良くなるかも?

ポールピースを変えたり、マグネットを抜くという件、こちらの動画を見てから試してみたかったのです。
面白いのでぜひぜひご視聴を。

恐らく、元のピックアップはモコモコサウンドな気がするので、これで劇的に生まれ変わるはず。
恐らく、、シングルピックアップをシリーズ配線した状態に近くなるのでしょうから、パラレル切り替え機能を付けるというのも面白いかも?
2ハムのギターからハーフトーンが出てくるという塩梅。
そして、合計4本のシングルピックアップによるハーフトーンもできそうですね。
うーん、迷うなあ~

ちなみに、アルニコポールピースはamazonなどでも簡単に手に入ります。

という訳で、乾燥を待ちつつゆっくりと仕上げていきましょう~


こちらのNOTEに続きます


ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!