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また守護らねばならぬギターを見つけてしまった

祝い事で、久々に実家に帰りましたところ、そこに鎮座するは中学生の頃に弾いていたエレキギター
一年前に見た時は何も感じなかったのですが、今回はなぜか直感が語り掛けてきました。

こ、これは、、、守護(まも)らねばならぬ、、

しかし、物はこんな塩梅

人生初のエレキギターに、人生初のリペイントを施し、しかし、中学生のワイの技術の限界値は低く、そのまま弾かなくなってしまったのでした。
いわゆるハードオフスタイル。
修正液のバインディングも痺れる。

ロゴも張り替えられていますが、中身はフェルナンデスのMG-50(だったかな)。
hideモデルの入門機となります。

ネックの状態を見ると、ヘビーゲージを張りっぱなしだったのに昔と同じまま。ペグはGOTOHのロゴが入っています。やりますねえ。

ネックが無事なら大丈夫と、守護(まも)ることにしました。

埃を払ってから数十年前の弦を外し、ネックとボディを分解します。
ネックは鞄に入れて、ボディは宅急便で持ち帰ることに。

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まずはネック側。
フレットは白錆でベタベタしている状態。
ペグ類を分解して、塗装を落とし、ナットやフレット、指板を磨いてみました。

ちょっとずつ蘇る感じ

ナットの材質はプラかな?と思っていたら、先日の鹿の角ナットと同じ匂いがしてきました。
おまえ、、骨ナットなの?
それならばと表面の黄ばみを落とし、角を丸めて鏡面に。
修正液バインディングもまあ落とせたので磨き上げ。
クロスが一枚ダメになるレベルで汚れが落ちました。
これでネック側の準備はひとまず完了。

そしてもう一つやってみたかったこと。

それは数十年前の弦を復活させること。
funk ojisanの動画で、古い弦は今とまったく材質が違う(つまり音もまったく違う)ということから、ちょっとでもあの頃の音を味わえたらと。

表面は白錆でベタベタ

さっそく煮込んでみます。

なんか、お湯の表面がドロドロ、、、
1回の煮込みでは汚れが落ち切らず、3回ほどお湯を変えて煮込んでみました。何か手垢のようなものが表面に大量に浮いてきますねえ。
あの頃の音が復活するかなあ

では、ボディが届くまでに完成イメージ図をつくっておきましょう。

モッキンバードのツノを落として、角を丸めて、、こんな感じにしてみようかなあと。
ブリッジはチューンオーマチックですから、BIGSBYもどきを付けてみようかな?


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ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!