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エレキギターやエレキベースをワイヤレスにするやつ

まわりの友人も次々と購入してしまい、ワイもどれか、、
ということで購入してみました。

LEKATOというメーカーのWS-70というやつです。

比較したことは連続使用時間とレイテンシー(遅延)です。
BOSSのも良いなあと思ったので並べてみました⤵

他にもダイナミックレンジとか有線ケーブル再現機能とかあったりします。
連続使用時間はだいたい同じ(ちなみにspark GOの連続使用時間は8時間)。
レイテンシーはms単位で並べると差があるように見えるのですが、表の機器ごとで比べてみると最大0.004秒くらい。
格闘ゲームの1フレームが0.016秒くらいなので、その1/4くらい。
まあ、そのくらいの差があるという塩梅。

形状はそれぞれ特徴がありまして、WS-70はシンプル小型な感じ
WD-80は丸っこくて猫目ランプWS-100は持ち運びできる充電ケース付き、BOSSのワイヤレスは剛性感と質感が良くて信頼感あり
そのぶん、LEKATOは5000円くらい、BOSSは2万円くらい。しゃーない。
少し前に話題になったXVIVEはいずれも中間の塩梅。

また、LEKATOのものはプラグの部分が180度くらい曲がるのに対して、BOSSはストレートタイプのみ。

また、有線ケーブルと比べると静電容量は0に近づくはずなので、良い感じのハイ落ちやトーンを絞った時の中低域のピークが無くなってしまうかも?とかなんとか。
大きく変わったなと感じたのは、ローインピ受けでカッコいい音が出るようになっているファズ(ビンテージファズとか、以前につくったアキマさんのファズなど)に挿すと、なんだかハイファイでカリカリペラペラな音になってしまいました。残念。

主な使用環境は殆ど家で弾いていて、たまにスタジオ。
そうすると、ちょっとギターを動かしたらspark GOが転がり落ちたとか、子供が走り回ってケーブルに足を引っかけたとか、ケーブル踏んじゃったとかを無くせることが第一の恩恵。
より気軽にアンプで音を出せるようになる=楽しい部分に集中しやすくできたり、スタジオだとコンプレッサーにレシーバーを挿してアンプの上に置いておくと、足元広々+取り回しも楽々という塩梅。
スタジオにギターケースx上着x譜面台xマイクスタンドxメンバー人数の空間でシールドから解き放たれる身軽さが凄い。

最大の恩恵は、家で留守番してるときにボリューム最大のアンプを家の端っこに置いて、反対の端っこまで行って音を出す!
何か自分から遠い所から大きな音が鳴ってる。これなんですよ。こういうことがしたかったんですよ。これだけのために手に入れたんですよ。

という訳で、新しい遊びがうまれて良き!

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とはいえ安価な分、イケてない所もあったりします。
レイテンシー3.0msとのスペックですが、、、トランスミッターとレシーバーをなるべく近く、障害物の無い状態にしないとちょっとアレかも、、。
wi-fiとか電波を発する機械が昔より増えましたし、しゃーない。

また、ダイナミックレンジとやらも有線ケーブルに比べるとなんかすごく狭いというか、、ノイズゲート的なものが機能しているのか、弱~く弾くとボリューム奏法みたいな音になったりします。
アクティブベースで使用した場合は問題無いため、パッシブで出力の弱いピックアップ(ハムギターでもだめでした)だと致し方ないのかもしれません。しゃーない。

まあ、いずれにしても、前述のような使い方しかしない素人がケーブルをちょっとでも少なくしたいねんという狙いには十分すぎる代物。
今後、安いワイヤレスというカテゴリーが進化して解決する事でしょう。

最大のデメリットは、安いワイヤレス叩きおじに遭遇する確率が高いというアレ。
スタジオのガラス扉ごしに存在を補足され、タバコスペースでエンカウントする仕組み。まあこのくらい。しゃーない。


、、、、、、しかし、、ジャックを締めるのが面倒なハコモノギターでは一手間加えた方が良いかもしれません。
というのも、ケーブルが無くてトランスミッター部分の重さがあるため、L型に折りたたんで使っていると自重でジャックが回って緩みます(白目
これを避けるにはトランスミッターを真っすぐにすれば、、、、真っすぐにしても偏心してるので駄目でした。

という訳でゴム紐を結び付けてこんな感じに。
こういう輪っか的な部分があるのはWS-70だけだったので結果オーライ

ストラップピン⤵に引っ掛けておけば、自重で回転することは無くなります、、

ゴムテンションはピンから外れないくらいでOK

そ、そういえば、こんな良い所も、、⤵
WS-70はいい感じの箱に入ってるので、持ち運びに使えそう!

そして、今後こういうのが出たら良いなあと思うのは、、
ちょい弾き用と割り切って、連続使用時間短くとも問題無しという理由から、もっと小型化かつ偏心してない形状になると嬉しいなあと。
中身は殆どバッテリーでしょうからコンパクトになって、ワイヤレス充電。コネクターはギター側にプラグ的なアダプター挿しておいて、アダプターとトランスミッターはマグネット接続みたいな。

信頼性・スペック優先ならBOSSとかSHURE行くから、もっと気軽さに全振りしたものに進化すると嬉しいなあ、出力をハイインピでも出来るようになると良いなあとかなんとか。

ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!