代々木上原の純喫茶

月曜の21時頃。

代々木上原駅から徒歩1分の場所にある、喫茶「smiles」へ。

大きな窓から見えた店内が暖かそうだった。

右手に広々としたテーブル席が何席か、階段を上がって左手にカウンター、それから真ん中にテーブル席が2席。決して席数は多くないけど、客席を広くとってあるからゆったりできそう。
案内された真ん中奥のテーブルは他より一段上がったところにあって、マスターが立つカウンターの目の前だった。なんとなく特別感を感じ、テンションが上がる


店内は控えめにジャズが流れていた。
お酒も提供しているからか、喫茶店にしてはやけに賑わっていて。おそらくお客さんのほとんどが常連さんなんだろう。

寒かったからホットレモンティーを注文。
シンプルでクラシック、実際それが一番良かったり。

デザートが食べたくなりおかみさんに聞いてみたところ、ブラウニーならとの事だったので、有り難く注文させていただいた。手作り感溢れるブラウニー、控えめの甘さがいい感じ。

「おかみさん、カレーあるー？」
奥の席から1人の男性が聞く。カレーもあるんだ。隣のご夫婦は瓶ビールを飲みながら、居酒屋で出てきそうなお惣菜をお箸で食べていた。なんか、喫茶店ぽくない！だがそれがいい！

オードリーヘップバーンと招き猫のコラボレーション(?)

カウンター後方の食器棚も緑、扉の縁も緑、看板もテントも緑。
緑は私の1番好きな色。
緑ってな、80種類以上あんねん。
スマイルスの緑はなんて名前の緑なんだろう。

私が純喫茶を好きな理由の１つは、店内のインテリアや音楽、食器など、オーナーの趣味趣向で創られた空間で、自分もその一部として馴染んでいく（ことを実感する）のが楽しいからだ。写真を撮るのはその時の記憶を思い出せるように。

純喫茶ってときめきで溢れているよね〜

代々木上原、もっと開拓しよう