「バリー・ボンズ」選手のバッティング解説①~史上最強のパンチャー~
どの時代を分析対象とすべきか?
「1986年~1999年」のボンズ氏は、クローズドスタンスの構えで、ほんの少しスインガー要素が混じった、(全盛期に比べると)バットをやや外から巻き込むようなスイングをしていた。
その後オープンスタンスに変更して以降、つまり、「2000年~2004年」までは、成績的なピークとなった時期である。
2005年~2007年は、故障や増量の影響もあって、目で見て分かる程度にはスイングのキレが落ちていた。
そこで、最も状態が良かったと考えられる「2000年~2004年のボンズ氏のスイング動作」を分析対象としたい。
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