符亀の「喰べたもの」 20200920~20200926

今週インプットした漫画などをまとめるnote、第一回です。

漫画

葬送のフリーレン」(1巻) 山田鐘人/アベツカサ

勇者パーティが魔王を倒した後のお話。エルフである魔法使いフリーレンは人間の勇者や僧侶よりも寿命が長く、故に「その後」の人生も長いものとなり…という後日譚ファンタジーです。

いい意味で優等生な漫画で、ちょっぴり笑えてしっかり泣けるのがオススメポイントです。

1~2ページにイラストだけのコマを並べる手法も、時間とエピソードの積み重ねが重要なこの物語の表現方法として最適化されており、情報量も多いので読み返しても楽しめる形になっています。

1巻のラストで物語が大きく動き、これから追いかけていきたい作品です。

君のことが大大大大大好きな100人の彼女」(1~3巻) 中村力斗/野澤ゆき子

イカれたハーレムもの。

私はもうハーレムものとかしんどいので購入を控えていましたが、いざ読んでみたらギャグ方向の馬力が凄まじくてそういうのじゃなかったです。いやそういう話もあるんですけど。

キャラが濃いヒロインたちと主人公がラブコメ脳で騒動を起こしまくる、というのがこの漫画の本質で、頭おかしい系のギャグが高密度で襲ってくる話が好きな人にはオススメです。

いってしまえば綺麗な山本アットホームです。たぶんどっちにも失礼な発言なのでお詫びします。

ミステリと言う勿れ」(7巻) 田村由美
主人公が雑学や気になったことをしゃべっているうちに事件が解決できてる系ミステリ―の7巻。

この巻はミステリー色が強めで、この巻だけでエピソードが完結しており前提知識も不要なためここから読むのもアリだと思います。1巻はミステリーものとしてはクセ強いですし。


一般書籍

現在2冊を平行して読み進めていますが、まだ読み切っていないので今週は無しです。
ただ、そのうち1冊はかなりいい本なので来週か再来週に期待しておいてください。


Web記事

プロが教える-ペラ1枚ゲーム企画のテクニック【技術解説】

超良記事。ゲームに関係ない人も、企画書を書くまたはプレゼンをする仕事なら読んでおいた方がいいです。

ゲームの企画アイデアを企画書1枚で伝えるコンテストである「ペラコン」の審査員さんが「俺ならこうする」を書いたnoteなのですが、コンセプトのまとめ方から企画書の作成法までがわかりやすくまとまっています。

まあまあ長いので読むのには気合いがいるかもしれませんが、ブックマークして定期的に読み返す価値のある良noteだと思います。

ボードゲーム最前線!2020年新世代の最新ボドゲをオススメ大特集!

私のゲーム「リーサルチェックメイト」が紹介されています。(宣伝)

こちらは複数サークルの作品を一気に紹介している記事でして、故に1作品に使える文字数や情報量が限られています。その中で各サークルが何を載せてもらったのかを見比べると、サークルの色や広報すべき内容が見えてくるかと思います。

なお、こちら定期的に更新されているよう(現在30作品)ですので、また後日見ると新しい作品が紹介されているかもしれません。そして、また来週以降ここにとりあげて宣伝するかもしれません。

ボードゲームがインタラクションを捨てる日

「インタラクション」というのはプレイヤー間の相互作用のことで、「あるカードが他の人に取られて使えなくなった」、「他人のコマの進路をふさぐように自分のコマを動かした」などのことを意味します。筆者のjun1sさんは、最近のトレンドとしてこういった要素をそぎ落とした、みんなが一人でやりたいことをやるような形(多人数ソロプレイ)のボードゲームが増えているのではと指摘しています。

これについては議論が必要かと思いますが、その中で指摘された「インタラクションには駆け引きの要素以外にもプレイヤー間相互作用全てをさすが、最近のゲームに減っているのは前者の方である(要約)」というのはするどい指摘であると思います。多くの場面でボードゲームの「インタラクション」とは前者の意味で用いられており、そこについて視野を広げるべきであるというご指摘はまさにその通りでしょう。

10年来のオタク友達(リア友)とバイバイした話

一部脚色を加えた実話。

まあそんなこともありますよね。しめっぽい話はしたくないので、詳しくはリンク先を読んでください。


今週は忙しかったり本を買ったのが週末だったりで、結構積読が増えました。この土日に一気に崩し、来週のここでまとめたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?