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結婚指輪(Ehering)

こんにちは。ドイツ語クラス受講を再開したため、時間はあるものの心に余裕がないため記事が滞っていました。イースター休暇に入ったので久しぶりの投稿です。

今回はHochzeitsreiseの続きではなく、気分を変えて別記事を綴ります。
ロジカルな理由から急遽結婚することに至ったことなどは過去記事をご覧ください。

私たちは彼の両親に母の日に結婚することを告げました。母の日のプレゼントとケーキを持参してティータイムを終え、一息ついた終盤で報告。しかも月末にはセレモニーも行う予定と聞いた両親は目を丸くしてびっくりしていました。しかしその後、すぐにシャンパンを持ってきてくれて4人で祝杯。とても嬉しかったです。

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結婚することを決めたあと、私は日本の家族、彼はお姉さんに事前に報告。彼が報告したあとお姉さんから指輪のことを聞かれたらしいけれど、私たちが準備していないことを告げると驚いていたそうです。私たちは式の書類手続きや準備やらで指輪のことはあまり考えていませんでした。必要であれば「あとで買えばいい」というのが私の考えでしたが、後で彼に聞いたところ、一度私に指輪の話をしたらしいけれど、その後私が一言も指輪に関する話をしなかったことから「彼女は指輪は欲しくなさそう/したくなさそう/興味なさそう」と思っていたそうです。今振り返って思うと、私は私であまり彼にプレッシャーをかけたくなかったので、敢えて指輪の話題には触れなかったというのも少しあったかもしれません。

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さて、市庁舎での結婚式当日、指輪の交換はしてもしなくてもよいのですが、お姉さんが心配してリングを2つ準備してくれていました。なので急遽セレモニーではその指輪で指輪交換することに。もちろんリングピローなんてものはなく、お盆みたいなプレートにのったリングがあちこちに移動しながらセレモニーの途中で私たちの元にやってきました。「あ、この指輪ね」という感じで指輪交換をし、式が終わった後、お姉さんにお礼の言葉を伝えてリングを返却!(笑)

その後、私たちが実際に指輪を買うというアクションに入ったのは6月中旬。重い腰をようやくあげてのリサーチが始まりました。いくつかの店舗では予約なしで飛び込み訪問して見せてもらいました。
・・というのは、結婚指輪(Ehering)や婚約指輪(Verlobungsring)はどうも予約して訪問するのが通常のようで、必ず入店時に予約があるかどうか確認されたからです。ある店舗では予約なしでは対応できないと言って入店を断られたケースもありました。確かに店内はカップルで満席でしたし、入り口には次の予約のカップルが待っている姿も見受けられました。

●私たちの希望と条件(Eheringのみ)
1.予算:1,000€〜1,400€ぐらい
2.素材:(彼)シルバー、ゴールド以外(私)プラチナ希望
3.デザイン:(彼)エッジが効いたデザイン(私)シンプル
4.その他(ブランドなど):2人とも特にこだわりなし

3店舗ほど飛び込みしたお店で説明を受け、いくつかの指輪を試着させてもらいました。見れば見るほど聞けば聞くほどどれがいいのかわからなくなってしまいました。ただ素材については硬度などを聞いた結果、プラチナ(Pt)がいいという結論に。私は金属アレルギーもあるのでPtを希望。しかし、Ptも種類(950・750・600)がいくつかあって数字が小さくなるほどよりリーズナブルで、色が若干グレーっぽくなるとのこと。素人の私たちからしたら見た目はみなほぼ同じように見えました。

そんなある日、彼が以前デュッセルドルフのHeinemann横にあったNiessingを思い出し「ケルンにもお店があるから行ってみない?」と。デュッセルドルフのNiessingでウィンドー越しに2人で指輪を眺めたことがあるのですが、ちょっと高いというイメージがあってあまり気乗りしなかったけど、せっかくだから行ってみることにしました。ここも飛び込みで訪問。しかも金曜の閉店1時間前。店奥には他にカップルが1組いました。

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Niessingの店内には既成のデザインとハーフカスタマイズできるリングがあり、私たちはハーフカスタマイズのリングを見せてもらいました。説明を受けながら、まずはいくつかあるFORM(形状)を試着。彼は見た目エッジの効いたCubeやSoft Cubeが気に入っていたようだけど、2人とも試着してFit感が感じられたのはOvalとSoft Classic。お店の人はSoft Classicを勧めてくれました。その後、サイズやTEXTUR(表面仕上げ)などカスタマイズした見積をもらって一旦帰宅。家ではホームページを見ながら2人でシュミレーション。

素材はRosewood(750Gold)とPlatinum(950Platin)で悩みました。肌に馴染んで見えるのはRosewood、しかし硬度を考えるとPlatinum。この時点で2人とも何気にNiessingにほぼほぼ決めていました。そして自分の指輪は自分で買うことにしました。彼はダイヤなし。私は一粒ダイヤにするか、下のデザインにするか、ダイヤの数をいくつにするかなど予算と相談。

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●なぜNiessingに決めたの?
1.指輪をはめたときのフィット感。FORMが大きく関係していると思いますが違和感がなかった。悪く言えば、失くしても気づかなさそう。。
2.指輪って長く伸ばした金属バーを丸い形にしてつなぎ合わせてリングを作るけれど、ニーシングではつなぎ合わせるのではなく金属バーを輪切りにしてリングを作るためつなぎめがないという点が気に入った。
3.強度の高い鍛造(たんぞう)製法で長く使えそう。

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●オーダーしたリング
1.ブランド:Niessing
2.素材:Platinum(950Platin)
3.TEXTUR:Soft Classic、Satin(内側Gloss)
4.GRÖSSE:(彼)5.5mm(私)4.0mm
5.BRILLANT:(彼)なし(私)XX個 *ダイヤは中央でなく端に
6.GRAVUR:挙式日と2人のニックネーム

オーダーから約3週間後にリングが出来上がったと店舗から連絡があり、8月初めに2人で受け取りに行ってきました。私のリングはすでに予算オーバーだったけど、実物を見るとケチらずもう少し幅を大きく(4.5〜5.0mm)してもよかったかなと思いました。ダイヤの位置を中央でなく端にしたけどなんとなく微妙だし。空白部分があとちょっとあるとダイヤのラインがより際立ったかも・・なーんて贅沢に思ったりもしたけど、ようやく私たちの結婚指輪が無事に完成しました!

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