見出し画像

滞在許可(Aufenthaltserlaubnis)申請

⚫︎2020年2月時点の情報です。
ドイツへはノービザで入国していたのでEU内であれば90日(あらゆる入国日より180日間の期間内で最大90日まで)の短期滞在は可能ですが、90日を超える滞在は何かしらの滞在許可証が必要となってきます。私は年初にまず8週間(約2ヶ月)ドイツ語の語学学校に申込み、2月初めに同校でさらに11週間のクラス延長申込みを行い語学学習のための滞在許可申請をしました。ビザなし入国だと12/19入国→3/17が90日目に当たります。つまり3/17にはドイツ(またはEU内)を出国しなければいけないという計算になります。

コース延長した数日後、申請手続きに行ってきました。当日は予約せず直接Bezirksausländeramtへ出向きエレベータで3Fへ。トイレは1Fエレベーター横にあります。3Fエレベーターを降りて左奥に番号機があるので苗字のアルファベットを選択して番号札入手。通路や待合室にモニターが設置してあるので自分の番号が表示されるまで待ちます。状況をみてかなり待ちそうと思えば、途中カフェ等に行ってコーヒー飲みながらのんびり待つのもあり。

スクリーンショット 2021-01-05 16.18.52

この日は約3時間半ほど待ってようやく私の番号が表示され部屋に呼ばれました。部屋に入ると新入社員教育を行いながら作業していたから遅かったのか、担当者はPC前に座っている女性を指導しながら私の手続きを行っていました。担当者は提出した書類に目を通し、ビザはその場ですぐに発行されパスポートにシールが2枚貼られて返却。

手続きは約20分程度で終了。期限は申請日からドイツ語コース最終日まで。この日は金曜日で12時で営業時間終了。私が呼ばれた時はすでに12時をまわっており支払いの処理はできず。来週支払ってくださいねということでメモ書きした請求書を渡されました。

●Aufenthaltserlaubnis(語学学習ビザ)申請書類 *2020年2月時点
・パスポート→有効期限が3ヶ月以上残っているもの
・住民登録証→Meldebescheinigung
・保険加入証明→DR-WALTERのVersicherungsbestätigung持参
・語学学校在学証明
 →語学学校からConfirmation of Bookingを入手し、レシート添付
・銀行残高証明書
 →COMMERZBANKに現金預入した証明、日本の銀行の英文残高証明書
・申請用紙
・証明写真 →2枚(ケルン中央駅で撮影したインスタント写真持参)
・発行手数料→€56

⚫︎気になる点があったので担当者へ質問

3/17までは90日内滞在できるノービザ期間があるのでそれは今後どうなるのか確認したところ、「今日からビザ発行期限までは語学学習ビザが適用されます。ビザ期限終了翌日から再度ノービザ期間の残り日数(=90日-12/19からビザ申請日まで)を利用して滞在することは可能ですよ。また語学学習ビザを延長申請することも可能。その場合、さらにノービザ期間の残日数も延期されることになります」という返答でした。
とりあえず、一旦これで数ヶ月は滞在日数の期限を気にせず過ごせます。

⚫︎ドイツ連邦共和国大使館・総領事館(Q1ビザについて)より一部抜粋
あらゆる入国日より180日の期間内で最大90日までの観光や訪問、商用を目的としてシェンゲン協定加盟国(*)に滞在する場合、ビザは必要ありませんが、ご自身の滞在が複数回にわたり、滞在予定期間が合算して90日を越えるかどうかわからない場合は、Short-stay Visa Calculator を用い、ご自身で計算してください。
大使館・総領事館では計算いたしません。ビザなしだと6ヶ月以内でEU滞在できるのは90日。

(*)シェンゲン協定加盟国:オーストリア、ベルギー、デンマーク、チェコ、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスラン ド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、ス ウェーデン、 スイス、リヒテンシュタイン (2013年7月1日現在)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?