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ヘリタンスカンダラマの一番好きな場所「バワの椅子」

スリランカの鬼才建築家ジェフリー・バワの代表作ともいえるヘリタンスカンダラマ。
どこまでが森なのかどこからがホテルなのかわからない摩訶不思議なホテル。

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屋上に木が生えています。もはやファンタジーの世界。ここ数年泊まったホテルの中でベスト3に入るお気に入り♪

ヘリタンスカンダラマに宿泊したら絶対に行って欲しい場所が通称「バワの椅子」。フロントがある5階とレストランがある6階の間、階段の踊り場にある椅子。
バワ建築には大抵バワのお気に入りの場所に椅子が置いてあります。いつしか「バワの椅子」と呼ばれバワマニアに愛されています。

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私もヘリタンスカンダラマに泊まるときは必ず何度かバワの椅子を訪れます。バワ建築の多くは西向きに建てられていて水辺があり、夕日が恐ろしく美しい。
チェックインを早めに済ませて夕暮れ時にバワの椅子を訪れましょう。バワが愛したスリランカの自然を感じることができます。写真をよく見ると湖の先に2つポチッと岩の影が見えます。右側の岩がシーギリヤロック。

スリランカの森と湖と鳥、夕焼けとシーギリヤロック。

バワ建築に出会うと抗えない心地よさを感じることがよくあります。人間の本能がスキと言っている。心を鷲づかみにされ、その場から離れることができない美しさ。
それは一部のラグジュアリーホテルのように煌びやかな作られた美ではなく、美しさの主役はあくまで自然。

美しい自然をどう見せるのか、そしていつ見せるのか。夕暮れ時、日の傾く時間にバワ建築のホテルで何もしないでただ見つめてください。

バワが愛した世界。そこにはスリランカの全てが詰まっています。

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