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【DAY 8】サウンドトラックが好きな映画 「アイ・アム・サム」

DAY 8
a film where you liked the soundtrack more.
サウンドトラックが好きな映画

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「アイ・アム・サム」(2001)
ジェシー・ネルソン監督
ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダコタ・ファニング、ダイアン・ウィースト、ローラ・ダーン

サム(ショーン・ペン)は7歳程度の知能を持つ知的障害者。ホームレスの女性との間に産まれた娘はルーシー(ダコタ・ファニング)と名付けられたが、母親が出産後すぐに姿をくらましてしまい途方にくれる。しかし、精神疾患のある隣人のピアニスト・アニー(ダイアン・ウィースト)や、同じく知的障害者の友人たちの協力もあり、ルーシーは愛情を受けてすくすくと成長、幸せに暮らしていた。
ある日、児童福祉局に目をつけられたサムは、ルーシーを取り上げられることになり、養育権を争う審理が始まる。たまたま広告で見た、敏腕弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)の事務所を訪ねたサム。彼女は、仕事に追われ家庭にも問題を抱え、いつもイライラする日々だったが、世間体のために、社会奉仕として彼の弁護を無償で引き受けることにする。
巧みな話術で審理を優勢に戦うリタ。仲間たちは毎回傍聴に来て応援し、アニーも外出恐怖症の疾患を押して、証人として駆けつけてくれた。しかし、サム自身の証言の日、検察の執拗な攻撃に対し、練習通りに振舞うことができず、ついには自らに不利な質問を認めてしまうのだった。

ルーシーはランディ(ローラ・ダーン)という里親に預けられることになった。この一件ですっかり自分の殻に閉じこもってしまったサム。リタはその家に押しかける。「僕の存在が皆に迷惑をかけているんだ」というサムに対し、「自分だけが苦しんでると思ってるの?」と、思わず感情を吐露してしまうリタ。いつも強がってはいるけれど、心のうちには実は劣等感があること、そして家庭の不和に悩み続けていることを告白する。そのことは2人の絆を強め、ルーシーを幸せにするため、共に努力を始める。

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障害を演じながらもその中に的確な感情を表現するショーン・ペン、打算的なのに憎めないキャリアウーマンを演じたミシェル・ファイファー、天使のようなダコタ・ファニング、この3人がとっても良いバランスで、小粒ながらもしっかり感動できる良作。そしてなんといっても音楽がよい。

前半の幸せな日々には、ルーファス・ウェインライトが歌う、「アクロス・ザ・ユニバース」が流れる。ルーシーが施設を抜け出してしまうシーンには、ベン・ハーパーの「ストロベリー・フィールズ」。ラストには、エイミー・マンマイケル・ペンがデュエットする「トゥ・オブ・アス」だ。スタッフロールは、シェリル・クロウが歌う「マザー・ネイチャーズ・サン」。そう、すべてビートルズのカバーなのだ。

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もともと、ルーシーの名前の由来は、「ルーシ・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」から取ってたり、サムとルーシーがジョンとポールのトリビアを折に触れて話し合ったり、映画全体のモチーフになっている。ただ、ビートルズの曲って、権利関係が厳しくて原曲を使うことができず、代わりにいろんなアーティストにカバーして歌ってもらったらしい。そのおかげで素敵なコンピレーションアルバムが出来上がった。

I Am Sam(Original Soundtrack)

 1. Two of Us - Aimee Mann & Michael Penn
2. Blackbird - Sarah McLachlan
3. Across the Universe - Rufus Wainwright
4. I'm Looking Through You - The Wallflowers
5. You've Got to Hide Your Love Away - Eddie Vedder
6. Strawberry Fields - Ben Harper
7. Mother Nature's Son - Sheryl Crow
8. Golden Slumbers - Ben Folds
9. I'm Only Sleeping - The Vines
10. Don't Let Me Down - Stereophonics
11. Lucy in the Sky with Diamonds - The Black Crowes
12. Julia - Chocolate Genius
13. We Can Work It Out - Heather Nova
14. Help - Howie Day
15. Nowhere Man - Paul Westerberg
16. Revolution - Grandaddy
17. Let It Be - Nick Cave

どの曲も、そこまで奇抜なアレンジをすることなく、シンプルに丁寧に、優しいギターに乗せて、リラックスした声を聞かせてくれるので、日曜の昼間にチル・アウトしたいときとかに重宝するアルバム。その中でも僕が好きなのは、ベン・フォールズの歌う「ゴールデン・スランバー」だ。これはギターではなくて、ピアノ曲。1分半くらいのとっても短い1曲だけど、まあまあロック調に盛り上がるビートルズのオリジナルと比べて、あくまでも優しく歌う。(劇中では、リタの家に行くときにちらっとかかるだけだ。)

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