yuki hata

大葉、三つ葉、しょうがが好きすぎて変態レベル。イカスミも好き。

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大葉、三つ葉、しょうがが好きすぎて変態レベル。イカスミも好き。

最近の記事

親の思いが凶器になるとき

わが家の息子は小学校3年から少年野球を始めて、中学3年の6月、引退を待たずして野球をやめた。 チームメイトから浮いていたこと、指導そのものに疑問を持ったことなど理由は数々あれど、結局は野球そのものが嫌いになってしまったことが一番大きい。 ではなぜ「やってみたい、楽しそう!」で始めたはずの野球を嫌いになってしまったのか。その理由を書こうと思う。 小学生の段階で行われる「選別」 入部した少年野球チームは地元の学童野球クラブで、規模もさほど大きくなく強豪でもない、いわば平均

    • 本音と建前と生徒に対する死刑宣告

      以下は、教育研究家であり、学校行政アドバイザーである、妹尾昌俊さんという方のコラムから引用させていただきました。  「部活ってなんのためにやっているんでしたっけ」実際、ぼくが校長等向けに研修をすると、こんな答えが返ってくる。 ●部活を通じて、生徒は成長できる。 ●競技等にもよるが、たとえば、チームワークや礼儀を学ぶ機会になる。 ●困難なことにもチャレンジして、やればできるという感覚や自己肯定感を高めることができる。  などなど。ぼくはこう切り返す。  「さすが、み

      • 「勝ちにこだわる」指導が実は一番お手軽である理由

        小中学生のスポーツ指導でも「勝ちにこだわる」という指導者が多くいますよね。 この指導法は実は一番お手軽で薄っぺらい指導だと思っています。 子供たちがスポーツから学ぶこと もちろん、そのスポーツがクラブチームや私立の強豪校である場合は話が違ってきます。 逆に言えば、アスリートとしてその競技を極めたい子供には、いくつも所属する場所の選択肢があるのです。 しかし、そのスポーツを楽しみたいという子や、初心者として入り口に立ったばかりの子供には、学校の部活しかありません。

        • 野球をやれない子どもたち

          「野球がやりたい!」と言う子がいたら、それは「野球の練習がやりたい」という意味じゃない。 当然「野球=試合がやりたい」のだ。 野球がやりたい、でもやらせない大人 子供の好奇心、求める力、探究心を阻害する大人は毒であるとは誰もが知っている。 子供には自分を表現して、周囲に認めてもらったり褒めてもらうことが大切だということも、ほとんどの大人は知っているだろう。 子供たちが野球を始める入り口には「野球がやりたい」がある。 しかし、野球ができるのは一部の子供だけ。 生ま

        親の思いが凶器になるとき

          好きな気持ちがつぶされる日本のユーススポーツ

          「面白そう、やってみたい。」野球との出会いはこんな純粋な言葉だった。 のんびり屋で運動神経も特に良かったわけではない。かけっこではいつも、ぺけから数えて二番目。 でも、そう言った時、息子の目は間違いなくキラキラしていた。 そして小学校3年のある夏、地元のスポ少クラブに入団することになる。 息子は案の定というべきか、下手だった。 ゴロの捕球もままならない。それでもあいかわらず瞳はキラキラしたまま。 新しい世界に好奇心いっぱい、楽しくて仕方がないようだった。 高学年

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