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【 所さん!事件ですよ ” トルコ植毛編 ” 】

少し前のことですが、「所さん事件ですよ」という番組でトルコ植毛が取り上げられていました(2024年2月15日放送)。

海外での植毛といえば近年トルコ植毛が有名ですよね。
トルコでの植毛が有名になったのは、植毛の歴史が長いというよりも、安く大量に植毛できるという背景があります。
トルコにも上手な先生はおられますが、ただ”ブラックマーケット”と呼ばれている部分もあり注意が必要と言われています。

トルコ植毛については色々と思うところがありますが、この番組のなかで私が一番気になったのは、

「ヨーロッパの患者は生え際のデザインを決めるに時間がかかりません。でも、日本人はこだわりが強くてけっこう時間がかかります」

というフレーズでした。

欧米人と日本人では、やっぱり気質的に異なるんだよなぁ…と番組を見ていて率直に思いました。

民族としての優劣や気質の良し悪しを語るつもりなんて毛頭ありませんが、気質というのは物事を考える上での”土台”の部分に当たると思いますので、とても重要な要素だと私は思うんですよね。

日本人同士でさえ、細かなニュアンスがなかなか上手く伝わらなかったり、お互いの認識を共有するのに苦労することがあります。
外国人なら言語の壁もありますし、尚更でしょう。

今回は、この”こだわり””気質”について私なりに考察してみようと思います。

日本人と欧米人の気質の違いについて

皆さんは日本人と欧米人の気質の違いについてどうお考えになりますでしょうか?

ChatGPTでの日本人と欧米人の気質の違いについての見解

ChatGPTに日本人と欧米人の気質の違いについて聞いてみると、、
(ちょっと長めですので、ざっくり読んでみてください☝)

日本人と欧米人の気質の違いは、文化や社会的背景によって影響を受けています。
以下に、一般的な違いをいくつか挙げてみますが、個々の人々には必ずしも当てはまらないことに留意してください。

集団志向 vs. 個人主義: 一般的に、日本文化では集団やコミュニティの利益を重視する傾向があります。それに対して欧米の文化では、個人の自由や権利が重視されることが多いです。日本では集団の調和や一体感が重視される一方で、欧米では個々の成果や自立が重んじられることがあります。

謙虚さと礼儀: 日本文化では謙虚さや礼儀を重んじる傾向があります。人々は自分の感情や意見を控えめに表現し、他人との関係を大切にします。一方、欧米の文化ではより直接的に意見を述べることが一般的であり、自己主張が強調されることがあります。

時間の感覚: 時間に対する考え方も異なります。一般的に、日本では時間を厳守し、正確さや効率を重視する傾向があります。これに対して欧米では、時間に対する柔軟性があり、スケジュールがある程度流動的であることがよくあります。

リスクと安全性への態度: この点でも文化の影響が見られます。日本では安全性やリスク回避が重視される傾向があります。それに対して欧米では、新しいアイデアや冒険を試みることが奨励されることがあり、リスクを取ることに対する姿勢が異なる場合があります。

これらの違いは一般的な傾向であり、個々の人々や地域によって異なる場合があります。また、国や地域内でも世代間や社会的地位などによっても違いがあります。

という回答が返って来ました。

この ChatGPTの回答 と 先程の「日本人はこだわりが強くてけっこう時間がかかります」のフレーズを、私なりに考察してみたいと思います。

”こだわり”とは?

大辞林で調べてみると、
①こだわること。拘泥。
②なんくせをつけること。文句をつけること。
と記載されています。

植毛においての”こだわり”は、「妥協なく徹底して追求すること」ではないかと思います。

手術を受けるからには、「こうなりたい」という想いは必ずありますよね。
だからこそ手術を受けようと思うわけです。

ウフフ✨

”こだわり”ポイントは、人によって色々とあると思いますが、番組に出ていた男性は、生え際のデザインを描いたり消したりしていました。
やるならベストを尽くしたい!!と思うのが人情ですよね。
自分もそう思います。

でも一方で、この行動は、
「後悔したくない」「失敗したくない」
という思いの表れでもあると思うのです。

失敗したくない日本人

ChatGPTの回答でも、「日本では安全性やリスク回避が重視される傾向があります」とあったように、「失敗したくないという思い」が日本人の場合は特に”強い”と思うのです。

失敗しないかなぁ、大丈夫かなぁ…

植毛での失敗とは?

どこからが失敗というのかは定義がなく難しいところですが、修正でいらっしゃる患者さんがよく仰る不満ポイントは、”スカスカな密度””不自然さ”についてです。

う〜ん…

密度に関しては、生着率が低かったり、生えてはいるけどヒョロヒョロの細い毛、設定密度が低すぎることなどが原因のことが多いです。

不自然さに関しては、一直線で生えていたり規則正しすぎるデザイン、生え際に一本毛が使用されていないなどです。

いずれにしても理想(期待)と現実が大きく”食い違い”があることを、「失敗」と呼ぶのだと思います。

思っていたのと違うじゃないかー!!

失敗を避けるためには?

これは「全部です」という答えになってしまいますが、技術力などを語る前の段階で大切なのは、やはりコミュニケーションだと思います。

手術結果と患者さんの満足度は必ずしも一致していないことがあります。
これは医療者側から見て上手くいったケース(例えば、術前術後の写真で明らかな改善があるようなケース)だとしても、ご本人から見ると想い描いていた理想と異なり、満足度が低いということです。

同じ結果だったとしても、Aさんからみたら成功、Bさんからみたら失敗ということがあり得ます。

こうしたズレを避けるためには、しっかりとコミュニケーションを取り、ゴール地点を明確に定めて、お互いに共有しておく必要があります。
ズレがあれば、共通のゴールに辿り着くことはありません。
患者さんと医療者でゴール設定を決めて、認識のズレがないようにしなければなりません。

手術の ” 前 ” に。

曖昧なまま手術をしてしまうと、こんなはずではなかった…ということが起こりかねません。。
こうした初歩的な失敗を起こさないためには、自分の要望をしっかりと執刀医に”正確”に伝える必要があります。

外国で手術を行うとなれば、現地の言語を介して会話をすることになります。

日本人の患者さん →  通訳さん →  外国人ドクター

通訳という第三者が介入すれば、どうしても情報の”精度”が落ちるという傾向があります。
伝えて欲しいことを相手に全部正確に伝えてくれたかどうかの確認はできません。言語が分からない訳ですから…

※通訳さんを信用していないというわけではないですが、通訳さんにもレベルがあると思います。

母国語でのコミュニケーションは、正確に情報を伝えられるということ、空気感を共有できるという利点があります。

イッテイルコトツタワッテマスカ?

日本人の植毛ドクターの気質は?

日本人は”こだわり”が強い傾向にあるということは、日本人のドクターも”こだわり”が強い傾向にあるといえるのではないでしょうか?

特に植毛に携わっている日本人のドクターは個性があり、こだわりの強いドクターが多いなぁという印象を私は持っています。
言うまでもなく私も職人気質全開ですので、”こだわり”は人一倍強いです笑

トルコにも”こだわり”の強い上手なドクターは探せばいらっしゃると思います。

しかし、” こだわり ” を求める日本人は、” こだわり ” のある日本人ドクターに手術を依頼する方が「安心」というのが、私の結論です。


そうは言っても、どこで誰にやってもらうかは患者さん次第です。
後悔なきよう、ご自身が納得する場所で植毛を受けてハッピーな生活を送ってくださいね!

長文をお読みいただき、ありがとうございました!!
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