TODA HIROKI

1984年生まれ。 福島県いわき市小名浜でALAYAというお店を営んでおります。 1F…

TODA HIROKI

1984年生まれ。 福島県いわき市小名浜でALAYAというお店を営んでおります。 1Fは古着とドリンク。2Fはカフェです。

最近の記事

地方での事業

↓こちらの記事を読みました。 https://note.com/yuma_lightup/n/n61627a555464 東京でコーヒーショップを営んでいる方が、地方をこんな風に見てるかと思うと頑張らなきゃなと思いますね。 もちろん、コヒーショップだけではなく、古着屋も美容室も雑貨屋、お花屋だって、業種は問わず。地方って可能性がまだまだあります。 空間を作るという言葉はさらに共感できます。 僕はコーヒーを売るだけのお店ではなく、場所や空間を売っているつもりで、お店作りし

    • テレビ

      最近テレビに出させていただく機会があった。 佐久間プロデューサーとアルコ&ピースの平子さんの番組だ。 ※今はhuluで観れます。 テレビってすごいな。東京でも何度か撮影の機会に立ち会ったことはあるけど、関わっている人数がすごい。この人数で一つのものを作り上げることの大変さ。それをまとめることも、指示するのも、覚える側もすごい。 良いもの作ろうとか、面白いもの作ろうという気持ちでまずは動かなきゃいけないし、内輪だけでどれだけ楽しんでいても、共感を得られないといけない。 僕

      • こないだ来たおばあちゃん。

        先日来られたお客様。 80歳のおばあちゃんとその娘さんだった。 駐車場の場所を聞きに来てくれて、外に出て案内した。 おばあちゃんは車から降りて、娘さんの駐車するのを店の入り口で待っていたので、話しかけた。 僕「お近くですか?」 おばあちゃん「10年ぐらいこっちにいます」 僕「元はどちらに?」 おばあちゃん「南相馬の方からいわきに来て、もう10年もお邪魔してます。」 そうか、震災後移り住んだ方なんだな。 僕「お邪魔してるなんて、そんなことないですよー。」 お

        • 例えば、お店をサッカーのポジションに例える 2

          前回の続き ポジションに応じて、役割がある。 でも、一人が複数のポジションができると、オーナーも監督も、チームも大変助かる。 そのポジションのプロじゃなかったとしても、そこそこ、こなしてくれるならありがたい。それはチーム力が高いことにもつながる。  どんどんゴールを決めてくれるFWはありがたいけど、全く守ってくれないんじゃ困る。  コーヒーは淹れるけど、片付けしないのは困るでしょ? お店って、僕の中でこんな感じ。 そして、その日その日で、役割も柔軟に変わらないと

        地方での事業

          例えば、お店をサッカーのポジションに例える。1

          例え話 お店をサッカーに例える。 サッカーよくわからない人ごめんなさい。でも少しでもわかりやすく。 サッカーのポジションは ・FW(フォワード、点取る人) ・MF(ミッドフィルダー、中盤でFWとDFを繋ぐ人) ・DF(ディフェンダー守備を中心にやる人) ・GK(ゴールキーパー、ゴールを守る人) ・監督(そのまま。指揮を取る人。) ・オーナー(チームを運営するお金を出す人) これらの人たちが揃って、試合、運営が行われる。ざっくりね。想像できそう? 僕は頭の

          例えば、お店をサッカーのポジションに例える。1

          他所

           お店を始めてから、何度もだけど、「他所行きの服」と言われることがある。  他所(よそ)って、、、、 これ、とても不思議なんです。    他所っていうのは、いわきからみて東京とか、大阪とか、いわき外のことを言っていると思うけど、「他所なら着れる」というワードがとても不思議である。  何着ても良くない? 僕は、お店で東京じゃないと着れない服を販売しているわけじゃない。  いわきで着ちゃダメな服なんてないでしょ?誰か決めたの?  めちゃくちゃ寒いとか、暑いとか、雪

          店づくりの課題

           お店を作るということは、そこに人が来る場所が生まれるということだ。 お店を作ることで、なにかしらその場所周辺で動きが生まれる。 今だからよく聞くようになったが、「人流」って事なのかな。  自分でお店をやるということは、その場所の管理人である。そこを良い場所にしなきゃいけない役割があると思うし、そこだけじゃなくて、その周辺も含めて考えなきゃいけない。    それは、自分のお店だけが生き残れば良いという訳ではないし、周りもあって、自分の店もある。共存していく事も念頭に

          店づくりの課題

          お店を作る

           お店にいると、古着屋をやりたい人、カフェやりたい人、なにかしらお店をやりたい人が多くいる。そのうちどのくらいが本気かはわからないが、感覚的に、9割ぐらいは「やってみたい」ぐらいなのかなと思う。  どう始めるのか、お金は?申請は?そもそもやっていけるのか、、、 不安があることはもちろんだと思うけど、始めないとわからないことも沢山ある。  本当に大変なのはopen後、「維持すること」だと思う。  僕なんかが偉そうに言ってしまうけど、お店を作る、お店をやることが目標の人が

          お店を作る

          コーヒー

          コーヒーを好きになって、自分でも淹れてみようと思うようになったのは30歳を過ぎたぐらいからだ。だいぶ遅いな。 それまでは、ミルクが入っていないと飲める気がしなかった。チャレンジもしてなかったと思う。  そもそも、大人の嗜好品のような感じで、タバコを吸って、片手に缶コーヒー持ってみたいなイメージと、そのセットで佇まなきゃダメなのか?という先入観が邪魔をしていた。  きっかけは、今、豆を卸して頂いている、初台にある「GP COFFEE ROASTER」のブレンドを飲んだ時だ

          他人の容量

          自分の容量がはっきりわからない。 自分以外の人の容量はもっと知らない。 だから、人に教えたりするとき、その人がどのくらいの容量かを測らなければならないと思う。 でも、そんなにすぐは測れない。 だからこそ、人と話さないと、もっと知らないといけないなとは思う。 仕事を教えるのも。 教えるけど、その人はどのくらい覚える容量があるのかわからない。 それがわからないから、「こんなこともできないの」ってなっちゃうんだろうな。そういう人になりたくないな。 仕事の為に頭を使え

          自分の容量

          いつも頭の容量は空けておくようにしたいと思っている。 でも、うっかりしてるとすぐにいっぱいになってしまう。 DVD約3万枚分、150TBの容量があるというニュースを見たが、僕にはそんなにないだろう。 いろんな事で頭がいっぱいだ!の状態が100%だとすると、出来れば、僕は常に50%以下に抑えたいんだ。 50%ぐらい常に開いている状態じゃないと、新しいことや日々の起こったことが全然入ってこない感じ。 だから、ゆとりを持って半分は空けておきたい。 インプットするにも、容

          自分の容量

          決めつけ

          苦手だ。 どうしても。 なぜだろう。 なにかと決めつけやがる。 雑誌やSNSでもなんでもだ。 このコーディネートがベスト! この夏はこれ着ないと! これ持ってないとダメ! みたいな。 雑誌も、SNSもこんな感じの見出しばっかりで疲れちゃうんだ。 それが、読者に反応が良くて、アクセスも稼げるからだとは思うけど。  みんなおんなじ格好でつまんなくなっちゃうよ?  「クローゼットの中身は10着まで」みたいなタイトルのも手には取れないんだ。ちょっと苦手。 中

          場所と中身

          僕としてはとても素晴らしい場所だった。周りの人は、こんな場所でどうするのという場所だけど、それがいい。  こんな事やりたいなという願望をこのビルだけでかなり叶えられる。ただ、目標は街を作っていくこと、人を育てていくことなので、ここだけで終わろうとは思っていないが、当面はここを作って、運営していくだけで面白そうだ。  広さは約25坪ある。洋服だけにしては、物足りないと感じていたのと、飲食とアパレルと一緒にやりたかった。 ちょうど、数年前からアパレルはアパレルだけという流

          場所と中身

          場所を作る

          場所を作る。  退職の了承を得たのかなと思いつつ、物件が決まったらまた報告しますというような感じで話をした。本当に辞めるのかなという感じだったかもしれないけど、すぐに辞めろと言われる訳ではなかったので、まだ居てもいいんだなと思えるだけでありがたかった。  ここからもっとちゃんと物件を探し始める。32歳だ。    考え方として。街を作るためには、その街で人が育たないといけない。そうなるとそういった環境が必要になる。僕の役目としては、まずは場所を作ることかなと思った。

          場所を作る

          何をしよう

           30歳を過ぎて、この会社に居るべきか、必要なのか、自分がやれることは何だろうか日増しに考えることが多くなってきた。  やりたいアイディアはあっても、それが会社としてやりたいこと、やれる事なのかを考えると、もちろんそんなことは無い。  浮かんでくるアイディアの中で、会社に合いそうなことを選んでいく。すると自分の中でボツになるアイディアがたくさん溜まってくる。  それを、そのままボツにしておくのも勿体無いなと思うようになってきた。  それが、今の店と、街を作りたいだった

          何をしよう

          東京へ

          東京へ  高校を卒業後、地元の大学に通い、その後上京した。 大学時代もほとんどバイトしかしてなかったから、書くこともそんなにない。 大学生の間にリゾートバイトに2回行ったことと、アメリカに1ヶ月ぐらい行ったことぐらいかな。それ以外は変わったことは何もしてない。  就職活動は全くしなかった。 スーツも持っていないし、就職説明会にも行っていない。親不幸ものだなと思ったりもしていた。 求人も全く響かず、とりあえず卒業したら東京に行こうとだけ考えていた。  そして、つい