(多分)世界一美味しいツナサンド
まだまだコロナ禍でPCR検査とかワクチン証明とか国ごとにちょっとずつ違ったりして大変な旅行制限中2021年に、マデイラに行ってきました。マデイラはポルトガル領自治区。エディンバラから南へまっすぐ飛んで4時間。アフリカ大陸沖大西洋にポッカリ浮かぶ火山島。
そこで、世界一美味しいツナサンドに出会ったのでご紹介します(肝心の旅行のことは後で暇を見つけて書きたいと思います)。
背景:マデイラの首都Funchalとマデイラ空港(高い山と海に囲まれた上に、短い滑走路しか持たないこの空港は、着陸時に曲芸的な操縦を要求する、ヨーロッパ界隈でも最も難しい悪名高い空港の一つ。サッカー選手のロナウドがマデイラ出身なのでクリスティアーノ・ロナウド・マデイラ国際空港とも呼ばれているらしい)(ロナウドって本当にeye candy =目の保養、最近知った表現)の間に位置する街、Machicoを訪れてぶらぶらっと入った雰囲気の良いカフェで出会いました。
Machicoは観光名所ではないのですが、エディンバラに住む友人がマデイラの大ファンで、Machicoにいい物件が売りに出ているから見に行って欲しいと頼まれた(結局流れたけど)ので、旅行最終日、空港に行くついでに寄っただけで、全く下調べなし(ガイドブックには載っていない)。
評価と査定:大西洋に浮かぶマデイラ諸島は釣りでも有名なところ。特にまぐろ一本釣り:Atlantic Bluefin Tuna、the Yellowfin Tuna、the Albacore Tuna、the Big Eye Tuna などのまぐろのいろんな種類が年間通して釣れるそう。その、新鮮なマグロをそのまま焼いて、サンドイッチに入れたコンセプトとしてはシンプル、が、究極の贅沢な一品。
サンドイッチのパンはマデイラで食べられるBolo de Caco。Bolo de cacoは丸くて平、石の上で焼かれるパン。家庭ではオーブンというより鉄フライパンで焼き上げるみたいな雰囲気。ガーリックバターがたっぷり染み込んでいる。
パンに染み込んだガーリックバターと柔らかい最高級のお肉のようなマグロ、ソテーしてある玉ねぎがほのかな甘味=最高。
ツナサンドって普通、缶詰のツナにマヨネーズ、薄い白パンに挟んであるツナサンドしか食べたことがない。これは文句なしに今まで食べた中で一番美味しいツナサンド。これ以来、ツナサンドとかツナサラダとかツナと書いてあると、この本物のツナを思い出して辛い。
食べたお店: Restaurante Mercado Velho
R. Gen. António Teixeira de Aguiar, 9200-094 Machico, Portugal
いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。