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トランスサタニアンが効いている星を持つ人々

自分のチャートの個人天体(月、水星、金星、太陽、火星)に対して、
トランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)が
アスペクトをとっている場合。
どのような体感があるのだろうか。

どの天体同士のアスペクトかにもよりますが、
話を聞いていると、
見える形でわかりやすい原因が掴めないままに、
なんとなく不安、妄想の中で自分の立ち位置が見えなくなる、
漠然とした恐怖を感じる。死にたいする感受性が強い。
忘れられないトラウマがある。
他者との距離感つかめなくて人間関係が難しい。
などなど、そういった体感から、
自分自身を見つめる機会が昔からあったという方が多く感じます。

トランスサタニアン(以下トラサタ)と呼ばれる3天体は、
社会の常識、枠組みを超えたところにある天体なので、
社会のルールでは差し図れない意識、エネルギーであり、
世代や時代を動かすほどの大きな力が、
見えないところでじわじわと動いていることから、
実態がつかみにくく、不安や恐れ、予想外の展開が
もたらされることもあります。

しかし、そんなトラサタのエネルギーも、
私たちの中に内在しているわけですが、
実感しやすい個人天体とは違い、
潜在意識、無意識にあるものなので、
私を作る背景的な、影のようなものでもあります。
(肉体はわかりやすいけど、影は形がないからわかりにくい。
でも、確かにあることだけはわかる。みたいな感じです。)

私一個人の力が大きな力に太刀打ちできないかといえばそうでもなく、
「百匹目の猿現象」という話からしても、
コツコツと継続していく中で積み重ねたものが、
見えないところで影響していることから、
一個人の力も継続によって、不特定多数の意識に影響をもたらす力に
(カリスマ的存在、不特定多数に認識される人)なるのです。

その継続のプロセスにおいて、
トラサタに至るまでには火星→木星→土星とあるので、
周囲の迷惑を省みないほどの強い想いを持って
行動したこと(火星)があるかどうか。
そして、社会参加(社会で人と関わり)をしながら、
自ら木星土星を体験する必要があります。

人生においてのトラサタ領域は、
生半可な意識では難しいかもしれないですが、
それでも、そのような星を持って生まれてきた以上、
それをしないことには、何か未消化な感覚を
味わい続けることになるのかもしれません。
なかなかですが、やりがいはありますね。
やらなければならぬではなく、自ずとやってしまっていたわ。
くらいの方が良かったりするかもしれません。

正解はないのですが、個人天体にトラサタがアスペクトをとる方は、
継続する中で、常人を超えた影響力を与える可能性を
秘めているということ。
その覚悟を持って挑む勢いと、続けることが不可欠であるというと、
肩に力が入りそうですが、
がむしゃらに頑張るというよりは、
自分にとって世界は安心という土台を自覚していること。
地味な日常生活のルーティーンを淡々とこなし、
調整する術を自分が知っていること。
自分の世界は喜びに溢れているという実感や、
自由に好奇心を広げていくフットワークの軽さも必要でしょう。

そういう意味では、
目の前の小さなころから、広い世界へ繋がっているということを忘れずに。
日々の営みをどのように運ぶのか。
その舵を握るのは、今ここにいる私。

今日も一日、どのように生きたでしょうか。
そこに正解はなく、ただ、観察してみる。
そして、変えたいところがあれば、
ぜひ、小さな一歩を踏み出して、そして繰り返してみよう。


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