見出し画像

うつ病からの社会復帰 天職を見つけるまで

"天職を見つけたいと思っている人"、あなたへ。私もかつてうつ病になり、社会復帰を果たすまでの長い道のりを歩んできました。その経験や思いを通じて、あなたに希望をお届けできれば嬉しいです。

私がうつ病になったのは、何気ない日常生活の中でした。朝起きることが辛くなり、予定がある日は一日中不安でいっぱいでした。横断歩道の手前で、突然動きたくなくなり道にしゃがみ込んでしまったり、会社へ行くために駅には行くのですが電車に乗れずホームで何本も見送ったり…。 
心身ともに疲れ果て、社会から離れることになりました。

私は一人で悩んでしまい、様々な自覚症状がありながらも、精神科にはなかなか行くことができませんでした。毎日のように泣いたり塞ぎ込んでいる私をおかしいと思った母が心療内科に連れて行ってくれたことがきっかけで、専門医の治療とサポートを受けることになりました。精神科医のもとで薬物療法やカウンセリングを受けることで、徐々に回復の兆しが見えてきました。また、家族や友人の温かい支えも大きな力になりました。

抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などの精神科でもらう薬以外にも、アレルギーの薬や喘息の薬など何種類もの薬を飲む日々が何年も続きました。良くなったと思ったらまた悪くなっている気がして、先に進もうとしているのに 泥の中で足を取られてなかなか前に進むことができないような、暗闇の中でもがき苦しんでいるような そんな心境でした。抗うつ薬はどんどん強い薬になっていたので、断薬にも苦労しました。薬を減らしていくと、頭の中からシャンシャンビリビリと音が聞こえてきたり、手が震えたりという離脱症状が現れました。完全に薬を飲まなくても良くなるまでには、私の場合は、数年がかかりました。

心の安定を取り戻していく過程で、薬の量を減らすことができたので、私は社会復帰を目指していろいろな挑戦をしてきました。最初に、自分の限界を自覚して、無理をせずに働くことを心がけました。また、新しい環境での仕事や趣味に打ち込む中で、自分自身の才能や興味を探求することができました。困難な時期もあったけれど、それを乗り越えた先には、自信と喜びが待っていました。

天職を見つけるためのアドバイスとして、まずは自分自身を知ることが大切です。自分の強みややりたいことを明確にすることで、目標に向かって進むことができます。また、周囲の人々とのコミュニケーションを大切にし、サポートを受けることも重要です。

さらに、経験を積むためにはチャレンジ精神が必要です。新しいことに挑戦することで成長し、自信をつけることができます。失敗しても諦めず、前向きに取り組む姿勢が大切です。

私はあなたに対して、同じように苦しんでいる仲間としてエールを送りたいと思います。うつ病は辛い道のりですが、必ず克服できることを信じてください。必ず良くなります。私の好きな言葉に「冬は必ず春となる」という言葉があります。明けない夜はないのです。あなたの心の奥には、輝く未来が待っています。

まとめ
私の場合、うつ病からの社会復帰には長い時間と努力が必要でしたが、ブライダル音響オペレーターという天職を見つけることができました。自分自身を知り、チャレンジすることで、適切なサポートと共に復帰の道を歩むことができるのです。

どんなに辛い時でも、希望を持ち続けてください。私はあなたが自分の天職を見つけることができるよう、心から応援しています。

ぜひ、あなたも私の経験を共有し、新たな一歩を踏み出してください。あなたの未来が明るく輝く日々となりますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?