まんまと変態になりたい左脳女はZINE(人)に興味を持つ
ZINE作りたい。
吉祥寺ZINEフェスティバルにいってきました。
ZINEとは好きなものを自由な手法でひとつの冊子にまとめるという、新しい表現方法だそうです。
たとえば
こういったものを自由に表現し販売している方々が集結した場所でした。
謎にインタビュアーになってみた
テーマも何もかも自由、一体なぜこれらを作るに至ったかがとにかく気になって、ついいろんな方のお話を聞いてしまいました。
理由は様々ながら、作っている時はとにかく楽しかった。その感情が一番先に来るようです。
何の気なしに誘われて企画してみたら楽しくて、仕事のストレスをZINEを作ることで発散できたとおっしゃっていた方。
カフェの店員と客の世間話から、各自で短編小説を書いてZINEにしてみるか、となって参加した方。
飲んでいた瓶ビールのラベルを剥がしていたら、銘柄ごとのラベルの粘着具合の違いに気づき、剥がすことに快感を得てZINEにまとめてしまったとイキイキと話してくれたビール好きの方。
息子さんの作品をカレンダーにして販売していた元編集者のママさん。
子供の作品を広める形でサポートする姿も素敵ですが、今回から自分でも出版することにした、と編集者から表現する側に立っていたのが、個人的にはめっちゃいいな!!すてき〜!!!と印象的でした。
機内食を記録した小さなZINEを作っていた方。
王道でない旅行先が気になって聞いてみたら、パワーがある若い時にしか行けない場所をあえて選んでいる、という理由になるほどなー!と感心したり。私そんな思いで旅行先考えたことなかったな。
海外で味わったトラブル第一位は「英語が伝わらない国へ行ったこと。」だそう。
伝わらないとはいえ、さすがに少しは英語イケるっしょとタカを括っていたら、本当に何にも伝わらなくてカフェでお茶も頼めない状況に。いよいよやばいぞと焦っていたところ日本語訳付きの中古のガイドブックが売られているのを見つけ、なんとか切り抜けたというリアルガチな体験談に、改めて移動や環境変化の苦手な私は海外は無理だな…でも人として大きくなれそう、とマジ尊敬リスペクトな感情が湧いたりしました。
数々の濃ゆい制作背景を感じながら、「ん〜なんか面白そうだからやってみた」とすんなり実行して形にしてしまえる彼らに少しの嫉妬と尊敬と、クリエイティブ欲をチクチク刺激されていきます。
強烈に惹かれる魅力
なんでどうしてこうなった?と突っ込んでしまいそうな、普段生活している上で敢えて口に出さないようなディープな部分を、ZINEでは堂々と発散させている姿に清々しさすら感じます。
恐らく売り上げ云々ではなく、作る楽しさに全力を注いでいて、それでいいんだと振り切っているところもいいなぁ、羨ましいなぁ、と感じたポイントなのです。
実際興味をそそられました。内容ももちろんですが、著者の方たちに興味が湧いたのです。
普段生活していると、どうしても目立つ人や華やかな人、話の上手い人の言うことに注目しがちで惹かれますが、頭の中を開けば誰でも面白いで溢れているのだと宇宙みたいな広がりを感じます。
それくらい私にとって非日常で異質な空間でした。
ウズウズ
私もクリエイターの端くれ。
自分だったら何を表現してまとめたいのだろう。
こういうときデザイン脳は邪魔かもしれません。
人に見せることを想定した瞬間、何かしらの意味や意図を、欠けた消しゴムのかけらほどミニマムなレベルでも意識している自分からすると、"感情の赴くままに"という感覚は子供の頃に置いてきてしまったかもしれないのです。
美しくまとめたり形にする時にデザイン脳は役に立つけど、内なる閃きを見出す時には、どう思われるかや伝わるかなど、相手目線を意識する感覚がストッパーになってしまいそうな気がしました。
あの空間にいると何かが麻痺するのか、自分の頭が硬いように感じてもっととろけさせたいと感じるのです。
固定観念を解放したい!
私の欲望をダダ漏れさせるとしたら、何が生まれるのだろう。
昔から個性的だと言われ続けていたことにはとてつもなく抵抗があったのに、今は一種の変態的感覚に憧れている、謎の流され感。あえて振り切った先の姿を見せられる潔さってすごいなぁあと思っちゃう。
感覚や衝動で創作に励む方にとても憧れがあるんですよね。
ささ女です。(ツイッターで流れてたからやってみた。ほんとかは知らん)
👇ここで調べられるよ
なんでもアリな世界に踏み込んだ時、あなたはなにを表現したいですか?
次回は3月にあるそうです。
興味のある方はTwitterの #吉祥寺ZINEフェス #キチジンのハッシュタグを辿るとワクワクするかも!
つくろかな!
変態への道のりは長いけど、近づくことから始めよう。いや、知らないだけで既にそうだったりして?
新たな自分に気付けるかも。
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