コミケに『土木島』は必要なのだろうか。
こんにちは。はたはた@土木写真です。
今回はC103で少しモヤモヤ考えていたことを年末にXスペースで話し合ってみたので少し記録として残します。お忙しいところお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
雑多なまとめになりますがご了承ください。
1.問題(?)の発端
今回、私はサークル「知のずいどう」の一員として参加いたしました。
結果的に多くの方に同人誌を買っていただきました。
改めて感謝を申し上げます。
さて、同人誌を買いに周辺のサークルへ買い物へ行った際、とあることに気付きました。
私たちは東5エリアにいたのですが、意外にも橋梁やダムに関する本などは少し離れた東3エリアに売られていることに気付きました。
どうやら土木工学など学問っぽい話は「評論・情報」、橋梁・ダムなど構造物に着目したものは「メカミリ」に分類されるというまぁまぁめんどくさい状況になっていることに気付きました。
もちろんこの状況に関してコミックマーケットの運営さんを非難する意図はありません。多種多様なコンテンツに対して、ジャンル分けして配置を決定するのはとても膨大で大変な作業であることであることは容易に想像できます。その結果、ある程度関連性が高いジャンルが近くにないという現象は多少なりと発生します。
もしこの状況を変えたいと考えるならば、『土木島』と呼ばれるくらいに橋・ダム・高速道路・トンネル・河川などなどインフラについて書かれているサークルさんが結託する必要があるでしょうが…
・将来的に『土木島』って作る必要がある?
(インフラファンの方々に土木に対する帰属意識を持っていただく必要ってある?)
・もし本気で『土木島』作るなら土木オンリーイベントとかやったら面白そうなんだけどどうなんだろう。
ということに関してフォロワーさんを中心に意見を聞いてみました。
2.『土木島』は作らないほうが面白いかもしれない
色んな方から様々なご指摘をいただきました。
印象に残った意見を抜粋すると…
これらの意見を踏まえて
『土木島』を作らずに逆に色んな島にお邪魔して散っていったほうが面白そう
という結論にたどり着きました。
「土木」という言葉の定義が曖昧なので、結局『土木島』ってどんなジャンル?と聞かれて明確に説明できないこと、土木工学は自分たちの生活と共にあるものであり、他の分野との間に境界を作ることはほぼ不可能であることに気付いたため、土木島を作ってしまうことはデメリットしかないだろうなぁと。
むしろ、いろんな島に寄生して頒布していくほうが、「自分たちの生活と共にあるもの」としてふさわしい形なのかなと考えました。
『鉄道島』『ブルアカ島』のようなコミケの結託した雰囲気に憧れすぎてたかもしれません。反省します。
土木系はコミケの中では『流浪の民』となる運命かもしれません。それはそれで面白いですけどね。
ただこれからも、コミケという広い海原から橋梁・ダムに関するものを売っているサークルを探すのは苦労しそうです。
大学の土木学科で学んだときの雰囲気が、いろんなブースのいろんな作品から感じ取れるといいなぁと願っています。
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