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「与えること」とは何なのか。真のgiverになりたい。

今週は、本当の意味での”与えるということ”についてを考えていました笑 フロムの『愛するということ』という本を読んで、今までの自分の考え方が崩れて、シェアせずにはいられなくて、会った友達にはこの話ばかり😂

まず、本題に入る前に予備知識を。フロムは愛するということは、能動的な行為であり、その行為の性質は、与える/配慮/責任/知るだと言ってます。

その中でも、特に強調されているのが、「与える」ということです。

そして、この与えるというのは自分のもてる力の最も高度な生命の表現だと主張しています。

与えるという行為で重要なことは、自分の大切なものだけど自己犠牲ではないこと。そして物質の世界ではなく、人間的な領域のものであることです。

自分のなかに息づいているものを与えるということである。自分の喜び、興味、理解、知識、ユーモア、悲しみなど、自分の中に息づいているもののあらゆる表現を与えるのだ(p.46)

この言葉に私はわぁぁ😭ってなりました笑 今まで、与えるっていうことを、ずっと物質的なものでしか考えていなかったと気がつきました。お金を使ってもらったことには、“与えてもらった”って気づくけれど、そうではない、本当に自分がもらって嬉しかった言葉や笑顔には“与えてもらっている”ってちゃんと意識的には気付けてなかったなと😭

そして、自分はちゃんと人間的な領域のものを周囲の人に与えられているのか、物質的なものだけ出して自己満になっていないかなって気になり出しました。

また、フロムはこの与えるというものが本物であった場合、結果として、相手をも与える側にすることができると言っています。

ほんとうの意味で与えられれば、かならぶ何かを受け取ることなねなるのだ。与えるということは他人をも与えるものにするということであり、たがいに相手のなかに芽ばえさせたものから得る喜びを分かち合うのである』(p.46)

この言葉にもまた、私はわぁぁ😭ってなりました笑 (語彙力...)

この言葉の意味って凄いですよね。何が凄いかって、愛は愛を生む力になるということです。そして、お互いに増幅できて、分け合えるってところがいい💖

自分は与えられてばっかりだな。っていつも思って相手に申し訳なく感じてしまう人には、「大丈夫だよ。相手の“与える”が成立しているのは、あなたが喜んだり、感謝を伝えたり、人間的な部分でまた、相手に“与えている”んだよ😌💞」というメッセージにもなるし、

反対に、自分はいつも与えてばっかで、相手からは全然もらえない!って思っている人には「それは、真の意味であなたは”与える”ことができていないということではないでしょうか?🤔」っていう気づきのメッセージになるかもしれません。

見返りを求めないgiverになりたいと思っていたけれど、相手をもgiverにするgiverになりたいっていう感覚が自分にしっくりくるなぁ✨🌹✨

おしまい。

2019/02/08

HINAKO

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